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米国国防科学評議委員会の報告書
「Resilient Military Systems
and the Advanced Cyber Threat」
■アメリカを標的に高度なサイバー攻撃が頻発
2013年2月3日、筆者の元に不審なメールが届いた。「Twitterはこのアカウント(アカウント名)のパスワードをリセットしました」と書かれており、パスワードのリセットを促す文面とWebサイトへのURLリンクが記入されていた。大変なことが起きたものと直感した。
Twitter社によると、「ユーザー名、メールアドレス、セッションIDや暗号化されたパスワードなど、約25万人のユーザー情報にアクセスされた可能性がある」として、該当するユーザーのパスワードをすべて強制的にリセットしたという。筆者のアカウントでは、確かにWebサイトからのログインは無効になっており、Twitterと連携するすべてのアプリのパスワードも変更する必要があった。
サイバー攻撃はこれにとどまらなかった。2月15日にはFacebookが、19日はアップルが被害を受け、23日にはマイクロソフトも同様の被害に遭った。Facebookの場合は情報漏えいの危険はなかったため、ユーザーがパスワードを変更する必要はなかった。だが、3月3日にはEvernoteが被害を受け、全ユーザーのパスワードをリセット、という未曾有の事態が発生してしまった。
<図1>2013年2月から発生している主なサイバー攻撃
<図2>Twitter社から送信された警告メール
<図3>Evernote社から発信されたパスワード再設定の案内メール
■一体何が起こっているのか?
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