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ももクロ、ライブでの本人確認厳格化 ICチップ、顔認証…非正規購入者は入場不可に

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「ももいろクローバーZ オフィシャルサイト」より
 クラシックのコンサートともなれば事情が異なるが、人気アイドルやロックバンドのコンサートでは、会場に近づくとダミ声でチケットの売買を呼びかける「ダフ屋」がいるのが当たり前の光景だった。それは違法行為なのだが、余ったチケットを処分したい人や、会場に入りたいのにチケットを取れなかった人が彼らと交渉している姿は常に見かけられた。また、インターネットオークションが普及してからは、人気公演のチケットが高額で個人売買されるようにもなった。

 しかし、最近はそのチケット事情が変わってきている。例えばジャニーズ事務所所属のグループやAKB48、ももいろクローバーZ(ももクロ)などの人気アイドルグループの公演で、ダフ屋やネットオークションといった非正規ルートで入手したチケットを持った客が入場できないようにする取り組みが始まっているのだ。

●会員分のチケットには会員証確認つき


 ファンクラブ会員に対してチケットの先行販売を行っている場合、入場時に会員証を確認する様子は数年前から行われていた。ダフ屋対策、オークション等での転売防止としては有効な手段に見えるが、実際には問題も多い。

 例えば、会員1人が友人の分も含めて4枚のチケットを取った場合、4人が同時に入場しなければならないため、遅刻した人がいればその人は入場できなくなる、もしくは全員が揃うまで待って入場しなければならなくなる。

 また、会員本人が体調不良や仕事の都合で参加できなくなれば、4枚すべて無駄になってしまう。しかも、人気アーティストの場合、希望日が集中すると別の日程に勝手に振り替えられることもあるので、どうしても都合がつかないこともあるだろう。そのような場合、数千円~数万円を捨てることになりかねない。

 ももクロのコンサートは、本人確認では最先端を走っている。いち早く会員証にICチップを内蔵させ、本人確認を導入していたが、最近は顔認証を導入して話題となった。

 ももクロは、当選したチケットがどこの席なのかを当日まで明かさないなど、チケットの価値をわかりにくくすることで転売による価格高騰をなくす取り組みを熱心に行ってきた。そして今度は、3カ月以内に撮影した写真を登録させ、当日はカメラの前に立つだけで認証できるシステムを導入した。