30歳をすぎ、一度ついたお腹まわりの脂肪がなかなか落ちなくなってきた。以前は問題なく着られていたはずのスーツもキツい。あと5キロ体重が落ちれば…。
そんな想いはあっても、ダイエットを実行に移すのはなかなかむずかしい。そもそも何から手をつければよいのかも分からない。そう嘆くサラリーマンは少なくないはずです。
もう、そのだらしない体型のせいで「自分の食生活すら管理できない、ダメなひと」というレッテルを貼られてしまう自分から卒業しませんか?
体型に悩みを持つ男性が「強くてカッコイイ体」を手に入れるための方法として、『仕事でモテる男はなぜ、体を鍛えているのか?』(かんき出版/刊)では、筋トレと食事に関するノウハウが紹介されています。
本書にある「賢い男だけが知っている『食事の常識10』」のなかから、いくつかをピックアップしてご紹介しましょう。
■朝食は会社で食べる
何かと忙しい、出社前の朝。つい朝食を抜いてしまう方も多いのではないでしょうか。でも朝食を抜くと、お昼前にお腹が空いてしまいます。そして、脳は効率よくカロリーを摂取しようとし、甘いものや油っこいものを欲します。その結果、必要以上にカロリーを摂ってしまうことになる。だから、朝食を抜くのは危険なのです。
さらに、どのタイミングで朝食を摂るかが重要。本書の著者、比嘉一雄さんは「朝、早めに出社して、会社で食べる」ことをすすめています。そうすれば、ランチ前の空腹を抑えられ、摂取カロリーも抑えられるからです。
■1杯目からハイボール
会社の飲み会、最初の1杯で「とりあえずビール」と注文していませんか? お酒を飲む際、気をつけなければいけないのは糖質の量。その意味で、もっとも避けるべきはビールです。なぜなら、ビールはカロリーの3分の1が糖質だから。その点、ハイボールは糖質ゼロなので安心です。
比嘉さんが居酒屋店員にヒアリングしたところ、一番多い注文は「さっきと同じもの」だそう。1杯目にハイボールを選ぶのが、太らないための賢い飲み方と言えるでしょう。
■食べる時間にこだわるな
よく「夜遅く食べると太りやすい」と聞きますが、本書によれば、昼と夜、どちらに食事を摂るかで、体の脂肪の吸収度合いはさほど変わらないと言います。
むしろトータルの摂取カロリーを気にしつつも、その人の生活スタイルに合わせて、好きな時間帯に食べることで、ストレスは確実に減らすことのほうが重要です。ストレスが少なければ、ダイエット生活も長続きするからです。
ここで紹介したもの以外にも、本書では「締めのラーメンは毒だと思え」「ティースプーンで食べてみる」などの食事に関する提言がなされています。さらには筋トレについても、「有酸素運動は痩せてから」「筋トレは週に2回がベスト」といった、興味ぶかいトピックが並んでいます。
本書に書かれていることはどれもハードルが高くありません。まずは試せそうなものから試すだけでも、着られなくなったはずのスーツが着れるようになるかもしれませんよ。
(新刊JP編集部)
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※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。