NEW
北嶋佳奈「忙しいあなたへ うちらくレシピ&栄養学」

花粉症、納豆や大葉を食べると症状緩和?キムチ・青魚・レンコンも効果的!

【この記事のキーワード】

, ,

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「Thinkstock」より
 寒い冬が終わり暖かい日が増えてくると、春の訪れを感じ気持ちが高まる反面、くしゃみや目のかゆみなど花粉症の症状に悩まされ、薬を飲んでなんとかやり過ごしている方も多いかと思います。今年からは食生活の改善をして、体の中から体質改善を試みてはいかがでしょうか。


 そこで、今回は花粉症に悩む方にオススメの食べ物をご紹介します。

(1)発酵食品(納豆、キムチ、ぬか漬け)

 花粉症とは、アレルギー反応の一種です。アレルギー反応は、免疫力を高めることで症状を和らげることができるといわれています。免疫機能は腸の環境によって大きく左右されます。腸内環境を整えておくことは、免疫機能を高めることにつながります。

 腸内環境に大きくかかわっているのが「菌」です。腸内の「善玉菌」が棲みやすい環境にしてあげるために、食事から「良い菌」を取り入れることをオススメします。発酵食品には乳酸菌や納豆菌などが含まれています。キムチやぬか漬け、味噌、納豆などがよいです。

「ヨーグルトが花粉症にいい」というのは、こういったところからきているのですね。

(2)ポリフェノールを多く含む食べ物(トマト、大葉)

 アンチエイジングで有名な「ポリフェノール」ですが、実はアレルギー症状を引き起こすヒスタミンなどの作用を抑えてくれるものがあります。トマトに含まれる「ナリンゲニンカルコン」や大葉に含まれる「ロズマリン酸」がそれに当たります。ただし、「ナリンゲニンカルコン」は生のトマトではなく加工用トマトの皮に豊富に含まれているので、トマトジュースやトマト缶から摂るのがオススメです。

(3)その他、アレルギー症状を抑えてくれるもの(青魚、レンコン)

 青魚に多く含まれる脂肪酸EPA、DHAは、免疫機能を正常化しアレルギー反応を抑制してくれるといわれています。また、レンコンに多く含まれる粘り気成分のムチンは、粘膜の保護などの働きがあります。また上記にあるポリフェノールも豊富です。

「何を摂るか」も大切ですが、「何を摂らないようにするか」も非常に大切です。揚げ物やスナック菓子が好き、インスタント食品やファーストフードをよく食べるという方は要注意。劣化した油やトランス脂肪酸はアレルギー症状を悪化させる可能性があります。

 もちろん、今回紹介した花粉症に効く食べ物を摂るようにすれば、すぐに治るというわけではありません。花粉症が出ていない時期から長く続けることで、症状が緩和される可能性はあります。

 花粉症が辛いと何もやる気が出なくなってしまい困りますよね。できるだけ快適に過ごせるよう、体の中から改善していきたいですね!
(文=北嶋佳奈/管理栄養士、フードコーディネーター)