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山崎俊輔「発想の逆転でお金に強くなる『お金のトリセツ』」

【熊本地震】私も被災地支援したいが何をすれば…簡単にできる「有効かつ直接的」支援

文=山崎俊輔/フィナンシャル・ウィズダム代表

・買い物をしたら寄付になることも

 消費で復興支援する、という仕組みの変形バージョンとしては、「買い物をすると、お店が自腹で寄付をしてくれる」というものもあります。

 例えば、コーヒーショップのシャノアールはお会計ごとに1円を同社側が負担して後日寄付をすると発表しています。ちなみに、実は同社は熊本県と大分県に店舗がありません。

 2011年の東日本大震災の際には、ヤマト運輸が荷物1件ごと10円の寄付を行うと発表し、140億円以上の寄付を実現して話題となりました。こうした店舗やサービスを選択的に利用しているのも、復興支援のひとつといえるでしょう。

寄付を通じて直接お金を届けることができる

 コンビニやスーパーマーケットで小銭を入れるのは寄付の入り口に立ったばかりです。新しい時代の「お金のトリセツ」を考えたとき、普通の個人も積極的に寄付を考える時代に来ています。

 寄付は個人が主体的にお金の使途を決められる仕組みでもあります。無理のない金額でかまいませんので、ぜひいろんなかたちで被災した地域へ気持ちを届けてみてください。
(文=山崎俊輔/フィナンシャル・ウィズダム代表)

山崎俊輔/フィナンシャル・ウィズダム代表

山崎俊輔/フィナンシャル・ウィズダム代表

1972年生まれ。中央大学法律学部法律学科卒業。企業年金研究所、FP総研を経て独立。個人の資産運用や老後資産形成のアドバイスが得意分野。日経新聞電子版やYahoo!ニュースなど多数連載を持つ。月間PVは200万以上。
フィナンシャル・ウィズダム代表 ファイナンシャルプランナー
financialwisdom

Twitter:@yam_syun

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