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鷲尾香一「“鷲”の目で斬る」

100万円も…高額ゲーム課金問題が再浮上、40代主婦と未成年が高額購入顕著

文=鷲尾香一/ジャーナリスト

 購入額の支払手段としては、契約当事者が未成年のケースでは、クレジットカード払いなどのいわゆる「販売信用」が全体の約7割を占めている。一方で成年のケースでは、プリペイドカード払いや携帯電話の通信料等と一緒に払うキャリア課金などが多い。未成年がクレジットカードを持っているとは考えづらいため、支払いに使われるクレジットカードは、親や親族のものと考えるのが順当だろう。

 さて、年度別相談件数の16年度は4-6月で748件となっている。日本でポケモンGOがリリースされたのが7月22日という点を考えれば、この相談件数の中には、ポケモンGOの分が含まれていない可能性が高い。爆発的なブームになっているポケモンGOは「課金問題」というゲーム業界の“トラウマ”を果たしてクリアすることができるだろうか。
(文=鷲尾香一/ジャーナリスト)

鷲尾香一/ジャーナリスト

鷲尾香一/ジャーナリスト

本名は鈴木透。元ロイター通信編集委員。外国為替、債券、短期金融、株式の各市場を担当後、財務省、経済産業省、国土交通省、金融庁、検察庁、日本銀行、東京証券取引所などを担当。マクロ経済政策から企業ニュース、政治問題から社会問題まで様々な分野で取材・執筆活動を行っている。

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