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人前で話すのが苦手な人が覚えるべき、「一言で言うと」スキル

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※画像:『人前で話す極意』(鴨頭嘉人著、サンクチュアリ出版刊)

 人前で話すのが苦手という人は少なくないだろう。スピーチを頼まれても気の利いたことは言えない、余計なことをしゃべってしまったらどうしよう…そう思ってなかなか踏み出せない人は多いはずだ。

 スピーチが苦手な人の原因のひとつが、自分の中にある想いを上手く言葉にできないこと。では、どうしたらスピーチが上達するのだろうか。

 『人前で話す極意』(鴨頭嘉人著、サンクチュアリ出版刊)では、人前で緊張しない秘訣、目上の方に話すときに心を掴むコツ、講演やプレゼンテーションの事前準備で大事にすることなどの話し方の悩みを、講演家・鴨頭嘉人氏が解決している。

 ついつい話が長くなってしまう。結局、話したいことが伝わらない。こんなことになってしまう一番の要因は、自分の頭の中が整理されていない状態で話していることにある。

 では、頭を整理できている状態とはどういう状態だろう。

 著者によれば、「この話は一言で言うと、どんな内容で伝えたいのか」「その話の中で一番大切なポイントは何なのか」「聞き手がこのスピーチの中から何を持って帰って現場で行動すればよいのか」ということを明確に答えられる状態だという。

 「この話は一言で言うと○○」という答えを持たないまま話し始めると、説明を補おうと余計な言葉を付け足したり、本題と関係のない話に脱線してしまう。その結果、聞き手は「この人は結局何が言いたいんだ」と感じてしまうのだ。

 そうならないためには、まず話し始める前に「この話は一言で言うと○○」という答えを持って、頭の中を整理した状態で話すことが大切だ。

 続いての段階では「1つの話題にかける時間は3分~5分」というルールを肝に銘じること。これは聞き手の集中力の持続時間に関係している。1つの話題が5分以上続いてしまうと、聞き手の集中力が低下し始めてしまうからだ。

 また、現場で話すときは、身体の中の砂時計で3分~5分をカウントする訓練も必要だろう。スマートフォンのタイマーを見ながら自己紹介を3分で話し切るなどすれば、3~5分という体内感覚を鍛えることができる。

 鴨頭氏は「スピーチは技術です。学べば誰でも変われます」と述べる。話すのが苦手なのは性格だからと諦めずに、技術を磨けば、スピーチは楽しいと思えるようになるし、人間関係も円滑に築けるようになるのだろう。
(新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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