また、富裕層のみをターゲットにした歯科医院もある。カウンセリングから治療まで、すべて個室で行い、驚いたことに歯科医と一緒に食事しながらアフターケアを行う歯科医院も存在するという。寳谷氏は、「今後は、このホスピタリティが日本の歯科医院でも重要になってくる」と語る。

「今や、歯科医院もクチコミの影響を大きく受ける時代。治療の内容だけでなく、内装のきれいさなども、患者が足を運ぶかどうかの判断材料になります。そのため、私がコンサルティングをする際は、待合室の演出をかなり重視します。待合室で、歯科医院のイメージが決まるからです」(同)

 さらに、ホームページを最新のデザインにすることも不可欠だという。ホームページは、患者が歯科医院を選ぶ最初のきっかけとなるのに加え、スタッフを確保する上でも重要だからだ。

「これから、歯科医院のサービスはもっと多様化していくでしょう。患者側にとっても、選択肢が増えることはメリットが大きいといえます。今後、歯の治療を受ける際は、事前にいろいろな歯科医院を調べていくことをおすすめします」(同)

 これまで、歯科医院はなんとなく近場で済ませていた人も多かったはず。しかし、歯科業界では生き残り競争が激化しており、患者は自分に合った医院をじっくり選ぶ時代になりそうだ。
(文=中村未来/清談社)

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