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大学アメフト界の異常な構造…日大、部内で「常識では考えられない指導」との指摘

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「とにかく異常」と河口氏が語る大学アメフト界の構造

 いずれにしても、いまだに騒動が収束する気配を見せない同問題について、かつてNFLヨーロッパのアムステルダム・アドミラルズに所属していた日本アメフト界の第一人者である河口正史氏は、「一連の流れに憤りを感じる」と語気を強めて語る。同問題は、どうすれば本当の意味での解決に至るのだろうか。

 そもそも学生スポーツにおいて、反則を犯した選手が会見を開くこと自体が異例だが、河口氏はどのように感じたのだろうか。

「確かに異例の会見でしたが、宮川選手は率直に思っていることを喋っているんだろうなと感じました。指示があったことなど、起きた出来事をすべて話し、そのうえでやってしまった自分が悪いと語ったのも本音なのでしょう。彼の発言に関しては裏を読む必要のない、本当の自分の気持ちを喋っていたのだと思います」(河口氏)

 宮川選手が会見を開かなければ、大学側や監督からの説明しか世に出なかった可能性もある。

「現在の状況は、とにかく異常です。宮川選手の会見、元監督とコーチの会見、お互いに言っていることが乖離していました。立場の違いはあれど、あまりに双方が語る内容がバラバラなのです。そして、それ以前の対応の仕方にも大きな疑問を感じます。端的に言うと、出てくる“人”の順番がおかしい。なぜ先に選手が会見を開かなくてはいけなかったのか。元監督やコーチが先に表に出るべきだったと感じますし、もっと根本的なことを言うならば、最初に関東学生アメリカンフットボール連盟の責任者がきちんと表に出てきて説明すべきだったと思います。穿った見方をすると、連盟よりも日大のほうが力を持っている印象さえ受けます。すべてが無茶苦茶、すべてがいびつな構図なのです」(同)

構造自体を正さなければ、再び同様の問題が起こる可能性も

 宮川選手いわく、「相手のクオーターバックを1プレー目で潰せば出してやる」という指示があったとのことだが、アメフトで「潰す」といった言葉はよく使うものなのか、使う場合はどういう意味を持つのか。

「アメフトに限らず、コンタクトスポーツにおいて、『潰す』という言葉はよく使われます。アメフトにおいて『潰す』という言葉が出た場合は、“真正面切ってノックアウトしにいく”といった意味になるでしょう。もちろん『ノックアウト』というのも、相手選手を負傷させるということではなく、“戦意を喪失させる”というようなニュアンスになります」(同)

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