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小早川隆治「日本のクルマづくり~さらなる志・凛・艶・昂を目指して~」

今年の東京モーターショーに感じた疑問と5つの提案…キッザニアとのコラボは成功か

文=小早川隆治/モータージャーナリスト

・Jim Kilbourne氏(米国マツダで永年商品開発、アクセサリーなどを担当)

 まずはロケーションの不便さに驚いた。海外からの人たちはどのように移動すればよいか、よくわからないだろう。また、トヨタブースに生産車が展示されていないことにも驚いた。まるで「デジタルイベント」だ。一般の人たちがどのような反応を示すかは大変興味深い。オープンロードの展示はテーマがあまりにも不明確だ。

・片山光夫氏(米国日産初代社長・片山豊氏のご子息で、現在は日本自動車殿堂:研究・選考会議副議長)

 歩数計によると十数キロ歩いたが、くたびれた。会場の分断が大きな問題だ。また、各社の展示がなんとなくさびしくなった。エレクトロニクス関連はあまり見るものはなく、コンピューターならできるはずのことが段々実用化されているだけなので、あまり興味は湧かない。これではTMSの凋落を止めようがないのでは?

(文=小早川隆治/モータージャーナリスト)

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小早川隆治/モータージャーナリスト

小早川隆治/モータージャーナリスト

1941年生まれ。学習院大学卒業後、東洋工業(現マツダ)に入社。RX-7&モータースポーツ担当主査、北米マツダ副社長などを務める。退職後、モータージャーナリストとして活動。日本自動車研究者ジャーナリスト会議監事。

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