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投資家ではなくトレーダーを目指せ!株売買で稼ぐためのアドバイス

新刊JP
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※画像:『株の「カラ売り」で堅実に稼ぐ! 7つの最強チャートパターン』(日本実業出版社刊)

 会社員として働くかたわら、細々と株をやっている人は多いはず。そして、その中には利益が出ている人も、そうでない人もいるだろう。

 もし、株で継続的に利益を出したいのなら、「株を安い時に買って、値上がりを待つ」スタイルだけではうまくいかない。『株の「カラ売り」で堅実に稼ぐ! 7つの最強チャートパターン』(日本実業出版社刊)はそんなことを教えてくれる一冊だ。

 トレーダーである著者の冨田晃右氏がこの本の中で明かしているのは、信用取引の一種である「株のカラ売り」の手法。「リスクが大きい」など、あまりいいイメージを持たれていない「カラ売り」だが、なぜ今この手法なのか?そして、株の売買で安定して収益を上げるにはどうすればいいのか?ご本人にお話をうかがった。注目の後編をお届けする。

(インタビュー前編を読む)

 

■副業投資家は会社の業績を見るべきではない その理由とは?


――冨田さんは個々の企業の業績は見ずにもっぱら株価チャートや数字指標だけを見て株の売買をされていると聞きました。この方法は一般的なのでしょうか。

冨田:株価チャートについては、欧米と比べて日本ではまだまだ遅れているところがあり、一般の個人投資家にはなかなか理解されにくく広まってないと思います。確かにだんだんとそういった人は増えては来ていますが、ただチャート「だけ」で判断するっていう人はまだ少ないかもしれませんね。

 日本にも昔から「酒田五法」など「ろうそく足」を使った手法をはじめとして、チャートを見て売買の判断をするような日本独自の方法があるにはあるのですが、日本人の性に合わないのか、業績とか何をやっている会社なのかっていうところで売買の判断をする人がメインだと思います。

 ただ、チャート分析は一般の投資家でもプロの投資家とほぼ同じツールが手に入るんですね。一方で業績など企業についての情報はどうしてもプロと一般の投資家では格差ができてしまう。この点も私がチャートを見て売買の判断をすることをおすすめしている理由です。

――株の売買をするにあたって、会社の業績はどの程度織り込んでおくべきなのでしょうか? それともまったく不要なのですか?

冨田:業績がよければ株価は上がりやすいし、悪いと下がりやすいというのは事実なので、業績は無視していいという言い方は乱暴かもしれませんが、少なくとも私はたとえば決算報告書のような、業績を示す資料はまったく見ていません。株価チャートの形を追いかけて、値動きの兆候(上がる形や下がる形)が株式市場に転がっていたらそれを取りに行くというスタイルです。

――ということは、値が動く際のチャートパターンを前もって覚えておけば、チャートを見ての売買判断はある程度機械的にできるということですか?

冨田:はい、形やパターンさえ覚えれば可能です。チャートを見て売買するやり方は色々あるのですが、今回の本ではチャートを見て、臨機応変に値動きを分析するのではなく、チャートパターンを株式市場から選別する方法を解説しています。

――冨田さんご自身も株の売買をされていると思いますが、チャートの形を見て判断をするなかで迷う時というのは、どんなことで悩んでいるのでしょうか。

冨田:正直に言えば、迷うことはないんです。というよりは、迷っている場合は動きません。

 市場にたくさん銘柄があるなかでチャートを見て売買をしているわけですが、自分の頭の中に理想とする値動きの兆候(チャートパターン)があり、それが見つかったら売買をする。見つからなかったらやらないということです。

――テクニカル分析のメリットはどんな点にあるのでしょうか。

冨田:「こうなったらカラ売りする」とか「こうなったら買う」「こうなったらロスカットする」という、自分の中のルールを決めやすいのがメリットだと思います。これは言い換えればリスク管理がしやすいということです。

――冨田さんがこの本で提唱しているやり方を実践していく場合、日々どれくらいの時間を費やす必要があるのでしょうか。会社員が副業としてやっていけるものかどうかをお聞きしたいです。

冨田:根を詰めてやる人もいれば、片手間でやる人もいるので、時間について一概には言えないのですが、少なくとも仕事の合間に株価を見る必要はありませんし、逆に見ると、株価の値動きに感情が揺さぶられ売買判断がゆがめられるので、仕事の合間には見ないでくださいと教えています。

 具体的には、翌日に売買したい場合は、当日の15時から翌朝9時までに売買するチャートを探して注文を入れて、9時から15時の市場が開いている時間帯は株価は見ない。15時になったら、翌朝9時までにその注文が成立したかどうかを確認して、成立していれば、チャートをチェックしてまた注文を入れる、というサイクルです。こうすることで本業に影響が出ないようにやるのは可能です。

――ちょっと答えにくいかもしれませんが、冨田さんは株の売買でどれくらいの利益をあげていますか?

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