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ジャーナリズム

安住淳議員、産経新聞「論外」張り出し…“奇行ぶり”に永田町内で「最近少し変」と噂

文=編集部
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安住淳氏の公式ホームページより

 野党が行った「悪ふざけ」が大ヒンシュクを買っている。立憲民主党の衆議院会派の控室ドアの廊下側に4日午前、新聞各社の4日付紙面のコピーが張り出された。コピーには蛍光ペンの書き込みがあり、東京新聞は「100点」、朝日新聞と毎日新聞は「花丸」、日本経済新聞は「出入り禁止、くず」、産経新聞は「論外」と書き込まれて掲示された。コピーは1時間後に取り外されたという。現場の記者らは「気に食わないだけで出禁とは独裁国家も真っ青だな」などと呆れている。

野党の追及が載っていない記事は「くず」

 時事通信は4日、『立憲が各紙記事「評定」 花丸印や「くず」、国会内掲示』と題する記事を配信した。同記事によると、一連の経緯を説明した上で、貼り出しを指示した安住淳国会対策委員長が記者団に「ちょっと調子に乗った。反省している」と話し、「出入り禁止と記した記事について「自民党の岸田文雄政調会長だけを書いて、われわれはほとんど無視された」と指摘し、編集権への介入や取材規制の意図は否定したという。

 安住氏は枝野幸男代表から「理性的に対応してください」と注意を受けたということだが、果たして本当に反省しているのか。ちなみに、評点が高かった記事は野党の国会での追及を詳述していた。一方で、出禁と論外の日経、産経の両紙は与党の質問に焦点を当てていた。

「独裁国家も真っ青な冗談」

 今回の安住氏の対応に、全国紙政治部記者は次のように嘆息する。

「国会議員から、冗談で担当記者の原稿について『あんたのあの記事、30点だな』とか冗談めかして言われることは多々あります。ただ、多くの人が出入りする国会の控室前の廊下に、『論外』とか『出禁』とか書き込んでさらすというのは一線を越えていますよ。

 しかも、事実誤認があったわけでもありません。単に現場記者の視点として与野党の主張をどう取り上げるのか判断した結果の紙面です。圧力かどうか以前に、一人の国会議員として『言論や編集の多様性』は認めないということなんでしょうか」

 また別の記者は「独裁国家も真っ青な冗談ですよ」と苦笑いした。

ネットでは「これが自民党議員だったら大騒ぎ」

 「論外」の認定を受けた産経新聞の記者は次のように話す。

「あくまで個人の見解ですが、また旧民主党の悪弊が出たなと思います。我々は偉くもなんともない民間企業の社員記者ですが、安住氏を含めた一部の議員は民主党政権時代から産経の記者に対してとにかく上から目線でした。我々は教師と生徒の関係ではありません。お互い社や党の看板と責任を背負って仕事で相対しています。