西村コロナ担当相、ホテルで200人規模の政治資金パーティー…2カ月連続で批判の声もの画像1
「西村やすとしオフィシャルサイト」より

 菅義偉首相と閣僚20人が2018年に開いた政治資金パーティーによる収入が、合計で9億7000万円超に上ることが、共同通信の調べで明らかになった。開催経費を引いた利益は約7億9000万円で、利益率は約81.5%。「事実上の献金」といわれるパーティーで多額の政治活動費を集めている実態が改めて浮き彫りになった。

 今年は新型コロナウイルスの感染拡大で永田町もさすがにパーティーの自粛を余儀なくされていた。だが、コロナ禍が落ち着き始めた9月から、パーティー再開の動きが活発化している。

ひそやかに開催された西村氏の2回目のパーティー

 なかでも、新型コロナウイルス感染症担当相でもある西村康稔経済再生担当相は9月16日、東京都内のホテルで“ひっそり”とパーティーを開催した。会場となったホテルの広報担当は言いにくそうに話す。

「当日、西村先生のパーティーが開かれたどうかに関して、当方がお話するのは難しいです。その、いろいろと……。事務所に聞いてください。当日だったら行灯もでていたので、お話することもできたのですが」

 当日だったら良いが、1カ月前に政治資金パーティーを開催したことがわかると、ホテル側に何か都合の悪いことでもあるのだろうか。

「パーティーの会費は2万円でした。一応『マスク着用』などと感染防止対策をうたっていましたが、西村氏は新型コロナが今より拡大していた8月にも同じホテルで約200人の支援者を集めたパーティーを開催し、週刊誌で痛烈に批判されたばかりです。9月も開催したとなれば2カ月連続。永田町では『コロナ禍でパーティーに熱心だね』と皮肉や批判の声もあります」(政界関係者)

 当サイトが西村氏の国会事務所に確認したところ、事務所担当者は「開催したことは事実です。開催にあたってはソーシャルディスタンスの確保など、新型コロナウイルス感染症対策に万全を尽くしました」と話した。

菅首相は“講師”としてイベントに出席

 また、菅首相もパーティー自体は開催していないが、講師として出席していたことがわかっている。

「9月2日、菅氏が自民党総裁選への出馬を表明した日。自民の鳩山二郎氏のパーティーに講師として招かれたんです」(別の政界関係者)

 二郎氏は、父で故鳩山邦夫元総務相の次男。邦夫氏といえば、「友人の友人がアルカイダ」と発言して失笑を買ったり、SMAPメンバーだった草なぎ剛の公然わいせつ容疑で逮捕された事件について「最低の人間」と述べてバッシングを浴びたりした過去で知られる。今回の総裁選で大本命だった菅氏が、わざわざ二郎氏のパーティーに出席したのは、邦夫氏との深い縁にある。

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