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ステイホームが推奨された2020年頃から家庭内での中食需要が急激に増加し、「冷凍食品」の市場は大幅に拡大した。市場の成長を受け、商品開発側もさらなる新商品を投入。中でも、全国に2万以上の店舗を構えるコンビニチェーン・セブン‐イレブンの力の入れようはすさまじく、今年3月、新たに2つの冷凍食品専用工場の稼働を始めたほどだ。
もともと稼働していた5つとあわせて、冷凍食品専用工場が7工場に増えたことにより、今まで以上にバリエーションに富んだラインナップを提供できるようになったという。
実際にセブン‐イレブンの店頭で冷凍商品のショーケースを覗くと、目新しい商品の数々に驚かされる。そこで今回は、今セブン‐イレブンで買って味わってほしい最新冷凍食品を5つ紹介する(各種情報は調査時点、価格はすべて税込み)。
特製牛皿/365円
最初に紹介する「特製牛皿」は、セブン‐イレブンが12店舗しかなかった頃から共に商品開発を行ってきたフジフーズが製造している。惣菜業界のパイオニア的存在が手がけた商品ということで、食べる前から「間違いなし」といえるメニューの一つだ。
実際に食べてみると、パッケージに書かれた「ふっくら煮あげた」という言葉の通り、やわらかい牛肉と、くたくたになった玉ねぎが甘辛い味付けでまとまっていて、思わず白米が欲しくなった。イメージとしては、しっかりと煮たすき焼きに近い。濃いめに味がついている上、つゆもたっぷり入っているので、ご飯の上に乗せて生卵を落とし、牛丼風にして食べてもよし。スタミナをつけたいランチシーンにも最適だ。
プーパッポンカレー/375円
続いて紹介したいのが、今年6月初旬にリニューアルされた「プーパッポンカレー」。タイのシーフードカレーをモチーフとしており、カニとココナッツミルクの風味、そして炒めた卵が入っているのが特徴だ。
タイ料理なので独特の風味があるかと思ったが、エスニック感よりもカニの主張が強く、万人受けする味だと感じた。パッケージには「小辛」と書かれているが、辛いものが苦手な筆者でも、ほぼ辛さは感じなかった。
トッピングの目玉としてカニの唐揚げが入っているのだが、これにはソフトシェルクラブという、甲羅がやわらかい種類のカニが使用されている。香ばしさやサクサクした食感はありつつも、丸かじりできるくらいのやわらかさなので、カニの旨味と風味がダイレクトに感じられるのだ。セブン‐イレブンには冷凍の「ジャスミンライス」も売られているので、一緒に食べれば、より本格的なタイの雰囲気が味わえるはずだ。
ゴルゴンゾーラ/300円
食感が本格的でソースのバリエーションも豊富な冷凍パスタは、ランチを手軽に済ませたいときや、疲れて帰宅した日の夕食などで大活躍してくれる。しかし、巷にあふれる冷凍パスタはロングタイプのスパゲティ系ばかりではないだろうか。たまには気分を変えたい……。そんな要望に応えてくれるのが、セブン‐イレブンの「ゴルゴンゾーラ」である。