
今月10日配信の「文春オンライン」記事は、プロ野球・読売ジャイアンツ(巨人)の主将・坂本勇人が一般女性との間で妊娠・中絶トラブルを抱えていたと報道。記事に掲載された、坂本から相手女性への信じがたい言動の数々が物議を醸している。
今シーズン、セ・リーグのペナントレース5位(9月12日時点)に沈み、すでに自力でのクライマックスシリーズ進出の可能性が消滅。2006年以来11年ぶりのBクラス入りが確定するなど不振にあえいでいる巨人。
「チーム防御率、打率、三振数などが軒並み両リーグ内でワースト並みになるなど、とにかく投手陣も打撃陣も低調。昨年に本塁打王と打点王を獲得した主軸の岡本和の不振に加え、主将である坂本が故障で何度も登録抹消となっていることも、チームの士気に影響しているのでは」(スポーツ紙記者)
坂本は07年にドラフト1位で巨人に入団すると、早くも翌2年目の08年にはレギュラーを獲得。以来、10年以上にわたり巨人の主軸選手として活躍し、20年には右打者としては史上最年少の31歳11カ月で2000本安打を達成。14年オフに弱冠26歳でチームの主将に就任して以降、巨人を引っ張る存在であり続ける一方、五輪やワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表選手としてチームの勝利に貢献するなど、日本のプロ野球界をしょって立つ存在といっていい。
そんな坂本だが、私生活ではたびたびスキャンダルが報じられ、世間を騒がせてきた。13年には有名タレント、14年には体操女子元日本代表の田中理恵との交際が報じられた以外にも、モデルやタレントとの熱愛報道は少なくない。さらに、宮崎キャンプ中にクラブの女性従業員を宿舎に呼び寄せたり(15年「FRIDAY」<講談社>より)、遠征先でチームメイトらと訪れたクラブで女性従業員に暴言を吐いたり(17年「FLASH」<光文社>より)、宮崎市内のクラブの女性従業員をホテルに誘ったものの断られたことに腹を立て、その女性に噛みつくなどの行為におよび、球団の代理人弁護士を通じて示談金550万円を払う(22年「週刊新潮」<新潮社>より)といった問題も起こしている。
問題が繰り返される構図
そして今月10日配信の「文春オンライン」記事は、坂本が一般女性を何度も自宅に呼び出し、女性に嫌がる行為を強制し、さらに避妊をせずに行為におよんで妊娠させ、出産しないよう手術することを求めていたと報道。ちなみに坂本は過去にも別の女性を妊娠させたこともあるという。
「文春」記事には、坂本がこの女性に放った非道ともいえる発言の数々やLINEでのメッセージなども掲載されているが、スポーツ紙記者はいう。