NEW
素人による自腹投資チャレンジ第8回

投資信託の落とし穴…制度設計がわかりにくすぎ!分配金受取方法は変更できない?

文=武松佑季/フリーライター
【この記事のキーワード】, ,
投資信託の落とし穴…制度設計がわかりにくすぎ!
「Getty Images」より

 マネーIQゼロの筆者が、自腹で投資体験する本連載。今回は自力で株を探して購入していきます。

 前回、投資信託のややチャレンジングな銘柄の積立設定が完了した。東南アジア関連銘柄「シャリア関連アセアン株式オープン」と、中国関連銘柄「チャイナ・グッドカンパニー」を積み立てた。

投資信託の落とし穴…制度設計がわかりにくすぎ!分配金受取方法は変更できない?の画像2

 だが、この積立設定一覧の画面を確認して、あることに気づいた。「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」と「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の分配金コースが「受取型」になっている。

 本連載を監修するファイナンシャルプランナーの高山一惠さんからは、利益を上乗せして再び投資できる「再投資型」をおすすめされており、筆者は唯々諾々と従っていたはずだ。

 とにかく修正しようとしたのだが、積立設定一覧の画面から変更できないようだ。調べてみると、「投資信託」タブの「その他サービス」から「分配金コース」を選択すればいいらしいのだが、操作をしても該当する情報なし。

投資信託の落とし穴…制度設計がわかりにくすぎ!分配金受取方法は変更できない?の画像3

 こんなところでつまずくのは本当にストレスだ。もう少しわかりやすい設計にしてほしいと切実に願う。さらに調べてみると、こんな物騒なQ&Aが見つかった。

投資信託の落とし穴…制度設計がわかりにくすぎ!分配金受取方法は変更できない?の画像4

 この問題は次回、解決することにしよう。そして、こまめに設定の確認をすることの大事さを、ここで改めて痛感するのだった。

めざせヤクルト本社の株式総会

 ともあれ、これで投資信託はつみたてNISAも含めて毎月計2万円積み立てていることになる。仕事のためとはいえ、我ながらかなりの出費だ。これにさらに株を買い足そうと思う。

 参考になるかはわからないが、直近3カ月の円相場(ドル)の為替チャートは以下の通りだ。

投資信託の落とし穴…制度設計がわかりにくすぎ!分配金受取方法は変更できない?の画像5
「楽天証券」ウェブページより

 12月20日の日本銀行の金融緩和修正などもあって、かなり円安は抑えられてきた印象。だが、まだまだ円の信頼を取り戻すにいたったとはいえず、円安を前提に市場を予測してもよさそうだ。

 コロナ禍でキャンプ用品メーカー「スノーピーク」の株が爆上がりしたことがニュースになっていたが、当時筆者は「こんなことは、誰でも予想できそうなものだろう」と高をくくっていた。しかし、昨今の円安状態で“第二のスノーピーク”をいざ予想するとなると、まったく何も思いつかない。

 円安によって訪日外国人が国内で爆買いしているというニュースはよく目にするが、それによってどこが恩恵を受けるかと問われれば、皆目見当がつかないのだ。

 日本に来て物を買いすぎて、こちらでスーツケースを買い足す人もいる関係で、スーツケース市場の景気が良くなるのではないか、といった話を聞いたりもする。しかし、筆者は旅行時、いつもバッグひとつの軽装なため、スーツケースでピンとくるブランドやメーカーがない。やはり筆者は市場の動向を読むこと、つまり投資には向いていないらしい。

 しかし、今回は無理やりにでもひねり出さねばならない。そういえば、3月から野球の世界大会であるワールドベースボールクラシック(WBC)が開催される。昨年のワールドカップ同様、こちらも盛り上がるとすれば、それに関連した株も上がるのではないか。今大会は米メジャーリーガーの大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)、ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)が参加表明したことが話題となったが、日本の主砲も忘れてはいけない。そう、2022年の流行語となった「村神様」こと村上宗隆(東京ヤクルトスワローズ)だ。

 もしWBCで村上が大活躍すれば、ヤクルトの株も上がるかもしれない。そう考えて、ヤクルト本社を検索してみた。

投資信託の落とし穴…制度設計がわかりにくすぎ!分配金受取方法は変更できない?の画像6

 なかなか高い。チャートで確認できるように、ここ最近の株価がうなぎのぼりなのは、「Yakult1000」ブームによることは間違いない。ちなみに筆者は、小学生以来のヤクルトファンだ。ファンクラブ会員(プラチナ会員、年会費1万3300円)と、Yakult1000を定期購入(月3932円)していたりと、ヤクルトにはそこそこ“お布施”をしているので、これを機に株を購入してみるのもありかもしれない。

 もちろん、単元株である100株87万円なんてお金は、連載企画でおいそれと支払えるものではないので、もちろん1株だけにとどめる。

 仮に今後もちょこちょこと買い足して見事100株に達したあかつきには、株主総会への出席も認められる。その席では、球団の経営方針について一言モノ申すこともできてしまうわけだ。もうほとんど球団オーナーだ。

 ということで、球団オーナーへの夢の第一歩として、まずは1株購入してみた。

投資信託の落とし穴…制度設計がわかりにくすぎ!分配金受取方法は変更できない?の画像7

 今回買い足した投資信託や株は今後どうなっていくのか。次回も乞うご期待。

(文=武松佑季/フリーライター)

監修:高山一惠/(株)Money&You取締役/ファイナンシャルプランナー、CFP、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、DCプランナー1級

慶應義塾大学文学部卒業。2005年に女性向けFPオフィス、(株)エフピーウーマンを設立し、10年間取締役を務めた後、2015年より現職へ。女性向けメディア『FP Cafe』『Mocha』の事業に注力。全国で講演活動・執筆活動、相談業務を行い、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。

<主な著書>
『はじめてのお金の基本』(成美堂出版)
『はじめての資産運用』(宝島社)
『はじめてのNISA&iDeCo』(成美堂)
『税制優遇のおいしいいただき方』(きんざい)

武松佑季/フリーライター:外部執筆者

1985年、神奈川県秦野市生まれ。編集プロダクションを経てフリーランスに。インタビュー記事を中心に各メディアに寄稿。東京ヤクルトファン。サウナー見習い。

Twitter:@yk_takexxx

情報提供はこちら

投資信託の落とし穴…制度設計がわかりにくすぎ!分配金受取方法は変更できない?のページです。ビジネスジャーナルは、マネー、, , の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!