2022年12月から、au PAYカードでau PAYにチャージした際のPontaポイント還元率が下がりました。以前はau PAYレギュラーカードでは1%、au PAYゴールドカードでは特典も含めて2%でしたが、これが1%下がり、au PAYレギュラーカードは0%、au PAYゴールドカードは1%になりました。この改悪で、au PAYカード離れが起きる可能性があるでしょう。
たとえば、dカードからau PAYへのチャージであれば、還元率はこれまで通り1%です。その他にau PAYへのチャージの際に、エポスゴールドカードや三井住友カードゴールド(NL)のいわゆる“修行”が可能です。エポスゴールドカードの場合は、年間50万円以上利用して年会費永年無料化と、100万円以上利用で1万円相当のボーナスポイントがもらえます。三井住友カードゴールド(NL)は、年間100万円利用で年会費永年無料化と1万円相当のボーナスポイントがもらえます。どちらも年間100万円をau PAYへのチャージした歳の還元率としては1.5%になります、これらのカードとau PAYの組み合わせはおすすめです。
au PAYは支払い時に0.5%のポイントがつくので、上記のようにチャージ時のクレジットカード側の還元率は別途気をつけておく必要がありますが、そのルールさえ覚えておけば、決して悪くない支払い方法です。
dカード+d払いのポイント還元率は1%に
次に、これまでdカードをd払いに連携しての支払いはポイント2重取りでトータル還元率1.5%でしたが、1%にダウンしました。これまではd払いが0.5%、dカードが1%という内訳だったので、そのままdカードでの支払いと同等になりました。しかも、d払い経由の場合、還元が100円単位から200円単位となり、少額決済でポイントが付与されるケースが少なくなります。
三井住友カードの5%還元が対象拡大
三井住友カード(NL)はセブン-イレブン、ローソン、マクドナルドなどでの利用で最大5%還元でしたが、さらに、すき家、ココス、はま寿司、サイゼリヤ、ドトールコーヒーショップ、エクセルシオールカフェ、かっぱ寿司なども5%還元の対象になりました。
しかも、所有者の二親等以内の親族がこのカードを作成すると、1人につき還元率が1ポイント増え、最大10%還元となります。最大10%の高還元率はかなりの魅力です。従来のカード会社は本カードのほかに家族カードを発行する戦略が中心でしたが、三井住友カードとしては親族内でより多く本カードを発行してもらうという方針なのでしょう。
「全国旅行支援」のお得な活用法
以前実施されていた「県民割」「ブロック割」の対象を拡大したサービスが「全国旅行支援」です。2022年12月27日までは割引率は40%で、割引上限は宿泊のみでは5000円、交通付旅行商品では8000円、さらに、旅行先の土産店などで使用できるクーポン(休日1000円、平日3000円)がもらえました。
そして、2023年1月10日からは、割引率は20%で、割引上限は宿泊のみでは3000円、交通付旅行商品では5000円、旅行先で使用できるクーポン(休日1000円、平日2000円)がもらえる形で、再実施されます。2022年の実施内容に比べるとお得感が薄れますが、それでも普通に旅行するよりはお得です。なお、各都道府県の予算がなくなり次第終了するため、早めに利用した方がいいでしょう。
一番費用をかけずに宿泊したい場合は、宿泊のみで1泊3000円であれば20%割引で支払額は2400円、そこにと平日2000円クーポンを使えば、実質400円ほぼ可能となります。実質ゼロ円とはいきませんが、なかなか安いです。割引額割引率を最大限まで上げたいという場合は、交通付旅行商品で1泊2万5000円であれば2万円に割引となり、それに平日2000円クーポンを使うことで、実質1万8000円で宿泊できます。その場合7000円もお得になります。これ以上高いプランにしてもこの7000円よりは割引額は増えませんのでご注意ください。
どうしても、全国旅行支援だけでは2022年と比べてお得感が薄れてしまいましたが、旅行先によっては、県独自の上乗せ割引もやっていますので、そのあたりを調べてみて、併用するのがベストでしょう。
ウエルシアで「WAON POINT」が利用可能に
ドラッグストアのウエルシアでTポイントを使ってお得に買い物する「ウエル活」も再注目です。ウエルシアではTポイントを1ポイント1円で利用できますが、毎月20日の「お客様感謝デー」では、Tポイント200ポイント以上を利用すれば、1.5倍分の買い物ができます。2023年1月24日からは、同様にWAON POINTも利用可能になります。
Tポイント、WAON POINTともに、1日3万ポイントまで利用可能です。ウエルシアはイオングループ傘下なので、以前からWAON POINT適用はささやかれていましたが、生活圏内にイオンやウエルシアがあり、日常的に利用している人にとってはうれしい動きではないでしょうか。