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チェーン店総合NO.1
次は、同アンケートからチェーン店ごとの票の総数で作成したランキングも発表したい。
1位 モスバーガー 42票
2位 マクドナルド 39票
3位 ロッテリア 6票
4位 フレッシュネスバーガー 3票
4位 ファーストキッチン 3票
4位 ケンタッキーフライドチキン 3票
7位 バーガーキング 2票
7位 ウェンディーズ 2票
(20代~60代 男女/回答総数100票)
ご覧の通り、こちらでもマクドナルドとモスバーガーの二強が突出した結果となった。マクドナルドは僅差でモスバーガーに首位を許しているものの、両者の人気が拮抗していることがわかる。
マクドナルドが深刻な経営不振に陥っているなかでのアンケートだったことを考えると、3位以下のチェーン店が不甲斐なく思えるが、逆にあれだけのネガティブ要素を抱えながらも、これだけ根強い人気を集めるマクドナルドを褒めるべきなのかもしれない。
実際、両ランキングとも首位はモスバーガーに奪われてしまっているが、ベスト10のうちに6商品もランクインさせているマクドナルドの底力は相当なものだ。
“もしマクドナルドに期限切れ鶏肉問題や異物混入問題が起こっていなければ”と考えるのは不毛かもしれないが、問題が起こっていなければチェーン店ごとの総数ランキングではマクドナルドが1位だったかもしれない。
モスバーガーの勝因は、マクドナルドが“食の安全”を脅かしたことで失墜していったのを尻目に、変わらぬ確かな味、品質と安全性をしっかりとアピールし続けたブランディングに尽きるように思う。
(文=昌谷大介/A4studio)
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