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ハンバーガーチェーンでもう1店、フレッシュネスバーガーは、アーリーアメリカン調を意識した店内だけに、トイレにも植物や小石が配置されるなど、ほかのチェーンとは明らかに一線を画すオシャレ感。ただし、衛生面では便座用クリーナーをクリアしたものの、やはり除菌アルコールと清掃チェックリストはなし。さらに鏡もくすんで見えたのだが、これは汚れではなくアンティーク調の演出と考えられる。客に不衛生と感じさせない範囲なら、コンセプトの徹底はギリギリセーフか。
ハンバーガー以外
ハンバーガー以外のファーストフード店も気になってきたところで、ケンタッキーフライドチキンを訪れてみた。ここでついに、清掃チェックリストを発見。午前中から昼過ぎまでは30分に1度チェックされていたのに対し、午後は1時間半に1度のペースに。それでも個室内はキレイに保たれていたが、非常に残念なことに便座用クリーナーも便座シートもなかった。ただし、手洗い台にはハンドソープと除菌アルコールの両方が用意されていた。
最後に、スイーツ系のミスタードーナツへ。頻繁に“100円セール”が行われることからお財布には優しい印象だが、こちらのトイレも便座用クリーナー、便座シートなし。清掃チェックリストらしき札は見えたものの、客に見えないよう伏せられていた。そのため、清掃の頻度はわからなかったが、手洗い場には水垢や石鹸カスの白い汚れを確認。ハンドソープと除菌アルコールの両方が置かれていたのが救いだった。
以上が今回の調査結果となる。もちろん街や店舗によって差はあるだろうが、チェーン店ならば衛生面も統一してほしい。おいしさはもちろん、安心して食べられる環境づくりも、客の“スマイル”につながっていくはずだ。
(文=編集部)
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