ファンからの支持が高い「美尻ベスト3」を発表
気になるのは、そうやって社員総出で選んだ美尻のなかでも、特にファンの人気が高いのはどれかということ。そこで、これまでカレンダーに採用された美尻のうちで人気ベスト3を教えてもらった。
これは、社内で“白プリ”という愛称がつけられた定番の美尻。ビキニの布とむっちりしたお尻のバランスが◎な1枚だ。
「男女ともに根強い人気を誇る美尻です。カレンダー以外の美尻グッズにもプリントして販売しているのですが、とても売れ行きがいいです」(同)
こちらは、見事なTバックが目を惹く褐色肌の美尻。16年の「美尻コンテスト」でグランプリに選ばれたお尻だという。
「『美尻コンテスト』は、16年のカレンダーのなかからお客様にお気に入りの美尻を選んでいただいたもの。美尻グッズ部の間でも、評価が高いお尻です」(同)
今度は、「美尻タオル」としても人気のお尻。ハイレモンイエローのビキニがまぶしい1枚だ。
どれも甲乙つけがたいが、共通するのは“健康的な美尻”であること。それこそが美尻カレンダーの最大の魅力であり、実際、美尻グッズには女性ファンも多く、毎年購入を希望する女性もいるそうだ。
「男性だけでお尻を選ぶと、どうしても個人の好みやセクシーさが優先されてしまう傾向があるのですが、『美尻カレンダー』の基本コンセプトは、炭酸のように『ピチピチと弾けるようなお尻』。女性の目が入ることで、ハイサワーらしい遊び心、さわやかさが感じられるのかもしれません」(同)
誕生のきっかけは『タモリ倶楽部』?
そもそも、なぜ飲料メーカーの博水社が美尻カレンダーを発売するようになったのだろうか。
「きっかけは、09年に放送された『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)です。博水社の倉庫を舞台に、さまざまなお酒をハイサワー各商品で割って飲む『倉庫飲み』という企画が放送されました。その際に“泡盛のハイサワーレモン割り”をタモリさんに絶賛していただき、大きな反響があったんです」(同)
この泡盛のハイサワーレモン割りは放送後に全国に広がり、今まで取引がなかった沖縄県の居酒屋や酒問屋からも問い合わせが殺到。博水社が沖縄進出を果たすきっかけとなった。現在、この飲み方は沖縄では「島ハイサワー」として飲食店のメニューに並ぶほど定着しているという。
「この経緯から、『タモリ倶楽部』への感謝を込めてポスターをつくることになりました。『タモリ倶楽部』といえば、オープニングとエンディングで登場する女性のお尻が印象的。そこで、番組を象徴するお尻をテーマにしたポスターを作成しようということになったのです」(同)