中小企業経営者の幸福を創出するM&A事業とは?株式会社FUNDBOOKが目指す未来
――ちなみに、ご自身の引退はイメージされていますか?
畑野 まだまだ考えていないです(笑)。ただ、引退するときは教育に貢献したいと考えています。
――では、畑野さんが思う「経営者の立場から見た従業員の幸せ」とは、どのようなものですか?
畑野 ひとつは、ライフ・ワーク・バランスを保っていることです。私には娘がいるのですが、生まれてから3歳になる頃まで、あまり一緒にいてあげられなかったので、子どもとの記憶があまりないんですよ。子供が1歳の頃に何ができたとか、いつ何ができるようになったかといったことを覚えていないんです。それは自分にとって二度と取り返せない時間なので、従業員にはそうなってほしくないという思いがありますね。
もうひとつは、人生において何があるかわからないということを想定して、経済的なストックをしておくということです。私が中学生の頃に4大証券会社のひとつであった山一證券は廃業しましたし、リーマン・ブラザーズ・ホールディングスのような会社が潰れることもあるので、自分たちの会社もそのような状況になる可能性はゼロではありません。
万が一そうなってしまったときのために、自分自身で生き抜けるスキルや経済的な余裕を築いておいてほしいと思っています。そうした自分自身で築いていく人生の資産が、自分や家族の幸せを守っていくことになるとも考えています。
この2つが経営者の立場から見た従業員の幸せであり、それは経営者としての幸せにも直結するのではないでしょうか。
――最後に、株式会社FUNDBOOKが事業を通じて社会に向けて何を創出していきたいか、また畑野さんご自身の目標を伺いたいと思います。
畑野 私自身の目標と会社の目標は一致しています。今、「M&Aをしよう」「事業承継をしよう」と思ったときに、「どこに相談したらいいかわからない」という実状があります。そのため、私たちは、悩んだり迷ったりしている方たちの相談窓口になることを目標に掲げています。
そして、M&Aの門戸を広く開放して、かかわる人すべてが幸福になるM&Aを進めていく。それが、社会に貢献したいことです。
今はまだ、中小企業経営者の方々の多くがM&Aという選択肢があること自体をご存じないというのが現状です。
「承継しよう」と思ったときに株式会社FUNDBOOKの名前がすぐに浮かぶような、中小企業経営者の方々に寄り添える存在になっていきたいですね。
(構成=編集部)
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