セブン、なぜUR団地内にコンビニ出店?宅配や「身の回りの悩み解決」で高齢者を救済へ


――試行店はセブンでしたが、ほか3社の動きはいかがですか。

諸隈 協力内容の具体化などについて、協議をさせていただいています。URとしては、首都圏だけでなく地方でも出店をお願いしたい一方で、出店希望のエリアはコンビニ各社によって違うと思いますが、いずれにしても展開の準備を進めていきたいです。

――日本住宅公団の時代から、URは膨大な数の団地を保有しています。コンビニ出店は100団地で足りるのでしょうか。

諸隈 URの保有団地は1600団地程度あるので、居住者の方へのサービスという観点から見れば「それでいいのか」という感じもあるかもしれませんが、まずは100団地程度の展開が当面の目標です。

――コンビニ以外の高齢者向けサービスとしては、どのような計画がありますか。

諸隈 ウェルフェア総合戦略部は、団地を含む地域で地域包括ケアシステムを構築できるように、UR賃貸住宅団地の地域医療福祉拠点化の取り組みをスタートしています。

地域医療福祉拠点化のイメージ

 今、地方自治体、関連事業者、大学、自治会の方々と連携して、地域に必要な住宅・施設・サービスの提供を推進しています。そのなかで、今回のコンビニの取り組みも推進していきたいと考えています。
(構成=長井雄一朗/ライター)

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