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大学1年からインターンに参加できる
――就職活動の期間が短いため、学生は大変だと思います。
飯田 就活で大切なのは、「会社を決めること」がゴールではないということです。「働くこと」とどう向き合っていくかが大事です。そのため、3月1日から6月1日までの3カ月で決めてしまうのはもったいないと思います。仕事や会社、働くということは一生の問題です。広い目で見れば、いつ始めていつ終わってもいい。
たとえば、「学生時代は部活動に打ち込みたい」という人もいるでしょう。しかし、いきなり「あと1カ月で進路を決めなくてはならない」となっては困ります。そのため、365日通年エントリー可能で採用機会の幅を広げたいと考えています。
また、働き方や生き方は就職がすべてではなく、今はいろいろな選択肢があります。就職するにしてもさまざまな道がありますが、学生は本格的に働いたことがないのに進路を決めなければならないのですから、「就活はやりづらいだろうな」と想像していました。そこで、大学1年生から参加できる長期インターンシップを始めました。
――リクルートでは、大学1年生からインターンに参加できるのですか。
飯田 はい、可能です。一度、高校生の応募もありましたが、それは「学校の授業のほうを優先してほしい」ということになりました。また、就職が決まった後に応募してきた人もいました。伝え聞くところでは、好評をいただいているようです。
(構成=長井雄一朗/ライター)
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