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サンリオ、復活の舞台裏〜海外ライセンスビジネス、テーマパーク成功で過去最高益に

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 不安は残る。自由にキャラクターを変えることができるため、キャラクターのイメージの統一感が失われ、飽きられてしまう可能性がある。ライセンスビジネスは、手軽にロイヤリティを得ることができる半面、ブランドの価値が失われるリスクを常にはらんでいる。

 海外でキティ人気が持続している今こそ、次の柱づくりが急がれる。ライセンスビジネスで大成功したサンリオの次の一手に注目が集まる。

 9月18日に株価は14年ぶりに6000円を達成した。訪日外国人の増加による、テーマパーク事業の採算改善が材料だ。円安を追い風に外国人観光客の数は前年同期に比べて5割増のペースで推移している。2020年夏季五輪の開催地が東京に決まり、観光客の増加の期待が一段と高まった。14年3月期の連結営業利益は215億円と3期連続で過去最高益を更新する見通しだ。株価は9月に入って上昇ピッチを強め、昨年末からの上昇率は2倍以上になる。
(文=編集部)

BusinessJournal編集部

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