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日本は欧米の後ろ姿を追いかけ、大きく成長してきた。結果として、今やFIFAワールドカップ出場も当たり前になり、アジアで勝ち抜くことより、世界を相手にどう戦うかが盛んに議論されている。それについては各方面からさまざまな意見があるが、真に強豪国になるためには、Jリーグを今まで以上に充実させる必要がある。
昨年のワールドカップで、予選リーグで敗退した際によく聞かれた「日本らしさが出せなかった」という言葉。これが今後のJリーグ発展のキーワードになってくる。プロリーグの歴史の浅い日本は、欧州のリーグを参考にここまで来た。その結果、サポーターのマナーやリーグの健全さは欧州と比べても勝っているが、今後FIFAクラブワールドカップでFCバルセロナやプレミアリーグのチェルシーFCなどのビッグクラブと対等に戦うチームを育てるのであれば、リーガ・エスパニョーラの華麗さ、ブンデスリーガの激しさ、プレミアリーグのスピードなどに並ぶJリーグの「何か」を作り出していかなければ、日本は永久に“アジアトップクラス”の枠から抜け出せないだろう。
(取材・文=加藤次郎/サッカージャーナリスト)
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