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「夏の甲子園とは何だったのか......」準優勝校・北海から「選出なし」高校野球日本代表選出のあまりに残酷な現実路線に不満続出

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 あの青春のすべてを懸けた激戦の日々は、一体何だったのだろうか......。

 21日に北海(南北海道代表)と作新学院(栃木代表)による決勝戦が行なわれ、作新学院の54年ぶり2回目の優勝で幕を閉じた第98回全国高等学校野球選手権大会

 それを受けた同日、日本高野連はさっそく30日から台湾で開催される第11回『BFA(アジア野球連盟)U-18アジア選手権』に向けた高校野球日本代表を発表した。

「夏の甲子園決勝の当日」というタイミングからも、代表選考には当然ながら"直近の大会"の成績が大きく反映されてしかるべきだろう。普通に考えて「夏の甲子園のベストナイン」になるようなメンバーが名を連ねるのが自然なはずだ。

 ところが発表されたメンバーを見た多くの人々が、愕然する結果となった。

 優勝した作新学院からは、今や高校No.1との呼び声も高いエースの今井達也、史上7人目の3試合連続アーチを放った入江大生と順当な選出。優勝校から2人だけというのも寂しいが、その作新学院と最後まで戦い抜いた北海からは、なんと選出ゼロ......。

 その一方で、期待されながらも夏の甲子園で早々に姿を消した横浜・藤平尚真投手、履正社・寺島成輝投手、花咲徳栄・高橋昂也投手の「高校BIG3」は順当に代表入りを果たしている。

 無論、選ばれた選手たちに一切の罪はない。

 だが、まるで夏の甲子園が始まる前から予め決まっていたようなメンバー構成に「夏の甲子園とは何だったのか」と思わざるを得ないし、高校野球ファンからも「順当過ぎてつまらん」「北海から1人も選ばれないって......」「意味がわからん」など不満の声が聞こえている。

「高校日本代表の選出は、代表監督の小枝守監督を中心とした日本高野連の関係者が行ないますが、選抜高校野球が終わった直後の3月に1次候補が発表されるなど、その選定は長期的な視野に基づいて行われます。従って、やはり重視されるのは『前評判』。夏の甲子園の成績よりも、特出した力を持つ選手が選出されやすい傾向にあるようです。夏の甲子園で活躍した球児には残酷な結果かもしれませんが、実際に準優勝の北海だけでなく、ベスト4入りした明徳義塾からも選出はありませんでした」(記者)

 北海が「選出なし」となったのは、本来なら選ばれても不思議ではないエース大西健斗が右ひじを痛めている影響もあったのかもしれない。それにしても、こう前評判が高い選手ばかりが名を連ねては、夏の甲子園の価値に多少なりとも影響が及ぶのではないか。

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