真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.08.01 08:35

ベルカントアイビスSD連覇達成! 年内引退で、最初の花婿は「ノースヒルズの象徴」
編集部
31日に新潟競馬場で行われたアイビスサマーダッシュ(G3)は、1番人気ベルカントが2番人気ネロとの叩き合いをアタマ差制して勝利。3着には3番人気のプリンセスムーンが入り、上位人気陣の堅い決着となった。
スタートで一気に抜け出したのはネロ。ベルカントも好スタートを切り、徐々に外へ持ち出して2番手をキープ。2頭がレースを引っ張る形でレースは進み、2頭と他馬の差は離れる一方。最後は逃げ粘るネロを内から差し切ったベルカントの勝利だった。タイムは54.1。昨年に続く連覇達成である。
7月のCBC賞で3着に入るなど復調気配にある中、前年も高い能力を発揮した新潟での戴冠。新潟直線1000mに異様に強い馬は多数存在するが、ベルカントもそのうちの1頭。父サクラバクシンオーのスピードを極限まで受け継いだ走りを披露している。
今後はサマースプリントチャンピオンを狙うとともに、短距離G1スプリンターズSなどを目標にすると思われるが、馬主のノースヒルズ代表・前田幸治氏は同馬の年内引退を発表。豊かなスピードで一定の実績を残したため、繁殖として今後は活躍させていきたい構えだ。
すでにベルカントの最初の”お相手”は決まっているようで、13年日本ダービーを制した同馬主のキズナを来年の種牡馬に予定している模様。母のように短距離ではなく、クラシックディスタンスもこなせる素質馬を産んでほしいと前田氏も期待大の様子だ。
ネット上では「キズカントか」「短距離馬になりそう」など様々意見は出ているが、概ね肯定的。近年のノースヒルズの躍進を支えた2頭の”結晶”が楽しみだ。
PICK UP
Ranking
5:30更新JRA【宝塚記念(G1)予想】タイトルホルダー×エフフォーリアは両方消し! G1馬なのに人気がない「アノ馬」を狙い撃ちで高配当いただき!
JRA武豊が「最低人気」で見せた意地 女性騎手に名伯楽が辛口ジャッジ!? アノ名騎手に批判殺到? 松山弘平「斜行」であわや……【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
JRAクラシックを嘱望されたグランアレグリア全弟の悲しすぎる結末……宝塚記念(G1)ウィークの新馬戦、「阪神」ではなく「東京」で思い出す生涯一度きりの晴れ舞台
- JRA宝塚記念【10万馬券】予想! パンサラッサ「爆逃げ」にタイトルホルダーら阿鼻叫喚!? 「激流」だからこそ冴えわたる横山典弘の技
- 宝塚記念(G1)元JRA細江純子さん「凄く良く見せたのは、共同通信杯」エフフォーリアにまさかのジャッジ!? 「1番目か2番目」武豊アリーヴォ絶賛も、疑惑深まる年度代表馬の早熟説
- 【帝王賞(G1)展望】テーオーケインズVSオメガパフュームVSチュウワウィザード!注目「上半期のダート頂上決戦」は実力伯仲の三つ巴!
- JRA 宝塚記念(G1)「2番手で…」あの陣営から不気味なコメント…タイトルホルダーを悩ませる“くせ者”の存在
- JRA宝塚記念(G1)横山武史「これでは伸びない」 エフフォーリアの力負け疑惑深まる…悩める王者がいよいよ崖っぷち
- JRA宝塚記念(G1)エフフォーリア「完全復活は厳しい」と予告…デアリングタクト「生みの親」が語ったエピファネイア産駒2頭の決定的な違い
- JRA宝塚記念(G1)川田将雅「騎乗馬なし」の誤算!? リーディング独走の上半期立役者も見学なら「あの記録」もストップか
関連記事
2016年「種牡馬種付け料・価値上昇+新種牡馬編」 まさかの産駒大活躍種牡馬、同時代のライバル2頭のデビューも
【日本ダービー特別再寄稿】その瞬間、競馬は「古き良き時代」を取り戻した。夢を繋いだ日本ダービー馬「絆(キズナ)」の物語<後編>
【日本ダービー特別再寄稿】託された思いと飽くなき挑戦。ホースマンの夢を繋いだ日本ダービー馬「絆(キズナ)」の物語<前編>
【徹底考察】日本ダービー(G1) スマートオーディン「スマートオーディンは『キズナ』になれるのか?2013年のダービー馬との『決定的な違い』とは」
「ベスト・オブ・日本ダービー」はファンそれぞれにある! ディープインパクト断然1位も、思いが爆発!?