家具・インテリア製造小売チェーンのニトリを展開するニトリホールディングスは、2019年2月期の連結決算で、売上高が前年同期比6.3%増となる6081億3100万円、営業利益が同7.9%増となる1007億7900万円だったことを発表し、その好調ぶりを示した。
今年に入ってもその勢いをキープしているようで、7月3日に発表した2020年2月期の第1四半期決算(2019年2月21日~5月20日)でも、売上高で1673億3200万円(前年同期比6.1%増)、営業利益で304億3100万円(同0.0%増)と、堅調な数字を記録している。
テレビCMで使われている「お、ねだん以上。」というフレーズの通り、お手頃な価格でありながらもクオリティの高い商品が揃っているニトリ。老若男女を問わず支持されており、これだけの好業績を残していると聞いても不思議はない。
今回は、そんなニトリの日用品のなかから「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」が、インターネット上の評判や実際に使用してみた感想をもとに「この夏、買うべき日用品5選」を独断でセレクトした。
超吸水バスマット(モール3)/555円~(税別、以下同)
近頃、話題に上ることが増えた珪藻土。水分をどんどん吸ってすぐに乾くという特性を生かした商品が好評で、なかでもバスマットが人気となっている。
だが、珪藻土のバスマットは少し高いものが多いのも事実。そこでおすすめしたいのが、ニトリの「超吸水バスマット」だ。こちらは、両足のかかとから爪先までが十分に収まる一番小さいサイズ(幅30×奥行50cm)のものは555円と、手の届きやすい値段設定となっている。
毛細管現象を利用していることで吸水性は抜群で、モール状のマイクロファイバーは、珪藻土にも負けない水分の吸収力を誇っている。さらに、裏面には滑り止め加工が施されているほか、汚れた場合には洗濯機で洗うこともできるという優れものだ。
厚手台ふきん(30枚)/370円
テーブルやキッチン、食器を拭くため、毎日、台ふきんを使う人も多いだろう。しかし、台ふきん自体を清潔に保つためには洗浄や殺菌をしなければならず、かなり面倒な思いをすることになる。
そこで登場するのが、紙の箱に入っているニトリの「厚手台ふきん」。吸水性と速乾性に優れた生地は、30×35cmという十分な大きさがありながら、1枚当たり約13円という、なかなか高いコストパフォーマンスだ。
洗って繰り返し使うことができるため経済的で、汚れがひどい場合には新しいものに取り替えてしまえばいいというお手軽さも魅力。さまざまな場面で重宝する商品なので、一家に一箱、ぜひ常備しておくことをおすすめしたい。