新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、テレワークを導入する企業も増えたり、外出する機会が減ったりして、机に座る時間が増えた方が多いのではないでしょうか。
もともと日本人は、海外の国に比べて座っている時間が長いようです。豪シドニー大学が2011年に世界20カ国の「座っている時間」を調べたところ、なんと日本は1日平均420分も座っており、世界でもっとも座っている時間が長かったそうです。
最近の研究では、人間は座りすぎていると下半身が動かないため、血流が低下して糖尿病リスクが上がったり、さまざまな疾病リスクが上がることがわかってきています。
一番わかりやすい症状としては「デスクワーク疲れ」があります。運動していないのに、体がだるく疲れがなかなか取れない状態です。
そこで今回は、そんな「デスクワーク疲れ」に劇的に改善効果のある、ダイソーで見つけたグッズをベスト3形式でお伝えしたいと思います。
第3位は「マッサージボール(ツイン)」です。
デスクワークが長時間になると、肩や腰周りの筋肉が固まりやすくなりがちです。その筋肉をほぐすのにもっとも適しているのが、写真のような「マッサージボール」です。
かつて100円ショップで売られていたマッサージボールは、硬い材質のタイプが多く、効果がイマイチだったり、痛すぎたりする欠点がありました。しかし、今回見つけたマッサージボールは、1000円位してもおかしくない、適度な弾力と硬さを併せ持つ高級感のあるタイプでした。
200円(税別)の商品ですが、プロから見ても完全に“お値段以上”の価値と効果があると感じました。
第2位は「ストレッチチューブ」です。
デスクワークの疲れを取るのに「ストレッチ」は有効なのですが、ただ単純にストレッチを行うのではなく、このようなチューブを使って行ったほうが伸び感を感じられます。
ストレッチは、勢いをつけて行うと筋肉が逆に固まってしまう特性があります。しかし、チューブを使うと勢いがつかず自然にリラックスして筋肉を伸ばすことができるので、効果的に疲れが取れるのです。
プロとしては、両端が小さな玉になっているタイプをお勧めします。その理由は、この小さな玉を指で挟むことによって腕に力を入れずに、さらにリラックスして効果を上げることができるからです
第1位は「ダイエットスリッパ」です。
これは以前にもブームにもなったことがあり、今でもよく通信販売などで売られています。なぜこのダイエットスリッパがデスクワークに良いかというと、仕事中少しの時間でも立ったり移動した際に、通常に比べて「ふくらはぎ」や「お尻」の筋肉を使う仕組みになっているからです。要は、短い時間でもしっかり運動になっているのです。デスクワークだと下半身の筋肉をほとんど使わなくなるので、このようなダイエットスリッパで、少しでも下半身に負担がかかるようにするのは非常に有効です。
ふくらはぎを使うと血流が心臓に押し戻されるので、疲労物質も同時に除去されます。ちなみに、ダイエットスリッパは高級なタイプだと5000円以上するものもあります。今回購入したダイソーの商品は300円(税別)でした。見た目はかなり安っぽいのが欠点ですが、効果は変わりがないので、お勧めです。在宅ワークの人や見た目を気にしない人は“買い”だと思います。
デスクワーク疲れがなかなか取れないという方は、ぜひダイソーを覗いてみてください。