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知ってるようで知らない……薬局の歩き方・クスリの選び方 第13回

疑問だらけの日焼け止め、選び誤ると肌に大ダメージ? エステやコラーゲンのウソ

文=へるどくたークラレ
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 朝から山に行く場合や、屋外での肉体労働が基本の人。そういう場合は、ウォータープルーフ(水をはじくタイプ)のものをしっかりとつけ、さらに3~4時間おきにしっかりと塗りつけます。肌への負担は大きいですが、日焼けすることに比べればマシです。特に高山の場合は、全体的に白っぽく見えるくらいに厚塗りしておきます。

 反対に家の中でも、夏場は対策をしておきたいところ。SPF10〜20程度のものを薄くシミなどができやすいところに塗っておくだけでも、ひと夏のダメージは随分と見違えるものになります。

 たかが日焼け、されど日焼け。

 忘れないでください、25歳からの若さ&美しさは「課金装備」であることを。日焼けの後悔は数年〜10年後にやってきます。未来への先行投資と考え、メンテナンスをしなければ下り坂なのです(とはいえ、エステとか無駄なものも多いですが。笑。)。

【本記事は、サイエンス・ライターによる化学コラムです。薬を使用する際は、医師や薬剤師にご相談ください。】

へるどくたークラレ

へるどくたークラレ

覆面の不良科学屋。添加物を駆使した食欲の失せるカラフルな料理やら、露悪的で馬鹿げた実験を紹介していく、『アリエナイ理科ノ教科書』の著者、SFやミステリーの設定やトリックの監修も務める。こっそり大学でも教養課程で科学を教えていたりする。過去の連載をまとめた『薬局で買うべき薬、買ってはいけない薬』は好評発売中。公演やテレビ出演なども多数。無料のメールマガジンも配信している。

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