さすがローソン！今しか食べられない？絶品商品5選…からあげクン BBQ味

　大手コンビニチェーンのローソンは、2022年6月末時点の国内店舗数がセブン-イレブンの2万1212店、ファミリーマートの1万6556店に次ぐ1万4652店となっており、現在コンビニ業界第3位の店舗数を誇っている企業だ。

　ローソンは7月19日に、自動車メーカーや物流事業者とともに福島県、東京都での電動車普及に向けたエネルギーマネジメントシステムの構築・社会実装に参画することを発表。この助成事業のもとローソンは、水素燃料の燃料電池小型トラックの導入を進める予定だという。メーカー、事業者とともに脱炭素社会を目指すべく、電動車の課題であった充電時間の長さや荷物、車のダウンタイムなどの社会コストを抑制するのと同時に、ランニングコストや二酸化炭素の削減を狙っているそうだ。

　そんな環境に配慮した取り組みを表明するローソンだが、今季も数多くの魅力的な商品をラインナップしている。そこで今回は“買うべきローソン商品”を5品選出したので、紹介していこう。

中華蕎麦にし乃監修 汁なしニボ台湾ラーメン／538円（税込、以下同）

　7月26日に新発売された「中華蕎麦にし乃監修 汁なしニボ台湾ラーメン」。東京都文京区本郷に店を構え、美食ガイドブック「ミシュランガイド東京」にも掲載されたラーメン店「中華蕎麦 にし乃」が監修した商品となっている。

　濃厚な鶏白湯と煮干しの香ばしい匂いが漂うスープに、ワシワシとした極太麺が絡められている本品。麺の上には赤々とした見た目の肉味噌やニラ、白ネギがトッピング。具と麺を混ぜ合わせてから一口食べてみると、小麦感の強いゴワゴワの麺に粘度の高いスープがよく絡まり、鶏と煮干しのガツンとくる旨みが存分に味わえた。麺もスープもパンチのある仕上がりなので、相性は抜群である。

　ほんのりピリ辛で、にんにくの効いた肉味噌も麺とよく合い、食べ進めていくうちにどんどん食欲が刺激されていく。ニラや白ネギといった具材の風味もアクセントとなり、あっという間に完食してしまった。

　食後にスープと具材が少量残った場合、シメに白米を入れて食べるのも良いだろう。またお好みで卵黄やチーズなどをトッピングしても美味しくいただけるので、おすすめだ。

からあげクン BBQ味／238円

　ローソンの看板ホットスナック商品である「からあげクン」シリーズ。その新フレーバーとして7月19日に発売されたのが「からあげクン BBQ味」だ。からあげクン担当者によると、「今年もなかなかアウトドアに行けない!!という方に……ちょっとでもBBQ気分を味わってもらえるように作りました」という意図で開発されたんだとか。

　BBQ味という名前らしくポークエキスやチキンエキスに加えて、玉ねぎやトマトなどのフレッシュな野菜の旨みも取り入れた食べ応えのある一品。一口食べてみると、はじめにりんごの瑞々しい甘味と玉ねぎの旨みが口の中に広がるため、見た目からは想像できないフレッシュな口当たりとなっている。そして、噛むごとに肉の旨みと野菜の風味を味わえるので非常に美味。

　からあげクン自体が一口サイズなこともあって、バクバクと口に運ぶことができた。マヨネーズを付けて味変したり、お酒と一緒に飲んでBBQ気分を味わったりとさまざまな楽しみ方ができそうな逸品であった。

チョコチップメロンパン ホイップ＆チョコチップ／151円

「チョコチップメロンパン ホイップ＆チョコチップ」は、7月26日に新発売された菓子パンで、サクサクのメロンパン生地の中にホイップクリームが詰め込まれているのだが、外側の生地にもチョコチップが入っているこだわりの商品。

　さっそく食べてみると、メロンパン生地は見た目通りサクサクでありつつ、中はフワフワの食感。砂糖がまぶされた甘い生地とまろやかなホイップクリームとの相性が抜群であり、甘いもの好きにはたまらない仕上がりだ。

　また外側の生地とホイップクリームの中にあるチョコチップは、若干大きさや形が違うのもポイント。生地の外側は1cm台前後と大きめの形でボリュームがあるのに対し、中のクリームと一緒に入っているほうは、小粒でザクザクとした食感を楽しめる出来であった。このふたつのチョコチップの違いを楽しんで食べられるのも、本品の魅力といえるだろう。

有機栽培の干し芋 80g／215円

　薄くカットしたさつまいもを乾燥させた食品である干し芋。老若男女問わず人気の高い食品だが、ローソンでも「有機栽培の干し芋 80g」という商品が発売されている。本品は有機JAS認定オーガニック栽培のさつまいもを使用しており、自然の甘さが味わえる干し芋になっているという。

　本品は食べやすいスティックタイプ。表面がべた付かないため、手を汚さず食べられるのも嬉しいところだ。そして肝心の干し芋自体は、不自然に甘すぎないさつまいも本来の味わいを感じられるシンプルなテイスト。しつこさはまったくなかったため、つい何度も手が伸びてしまう美味しさであった。

　そのままでも十分美味しい商品なのだが、ネット上では本品をアレンジしたレシピを投稿する人も少なくなかった。例えばある投稿者は本品をアイスクリームに付けてミルクの濃厚さをプラスしたり、またほかの投稿者はトースターで温めてより甘みを引き立たせたりするなど、創意工夫が見られるアレンジ方法が投稿されているのだ。

　値が張りやすい乾燥食品にしては215円と比較的お得な価格なので、おやつやお茶、コーヒーなどのお供に食べてみてはいかがだろうか。

濃厚たまごケーキ／214円

　7月26日に新発売された「濃厚たまごケーキ」。たまごの甘みがしっかりと感じられるふんわり食感の生地の間に、生クリーム使用のホイップカスタードをサンドしており、適度な甘さを楽しめるケーキだ。

　別立てしたメレンゲにたっぷりの卵黄を混ぜた生地は、歯で噛まずとも口の中で崩れる食感であり、たまごの濃厚さを堪能できる。カスタードは、牛乳のミルキーさが強いもののすっきりとした味わいとなっており、甘いものが苦手な人でも食べられそうだ。そして生地とたっぷりのカスタードを合わせて食べると、より美味であった。

　価格は約214円とコンビニスイーツのなかではそこまで高くはないため、手が届きやすい商品ともいえる。仕事終わりなどに頑張った自分へのご褒美として食べてみると、その日の疲れが癒やされるかもしれない。

　ローソンの商品はクオリティが高く、価格も手頃なものが多いのが特徴なので、気になる商品があった方はぜひ近くのローソンまで足を運んでいただきたい。

（取材・文＝A4studio）
※情報はすべて8月1日時点のものです。