安価な値段で多種多様な品物を揃えている100円ショップ最大手の「ダイソー」。近年は100円以外の商品の取り扱い数が増えているのも特徴であり、デザイン性と機能性を併せ持った優れものが多いことから、たびたびSNS上で話題に挙がっては品切れ状態を引き起こしている。
ダイソーは2022年10月時点で国内に4042店舗、国外では26の国と地域に2296店舗を展開しており、海外でも高い支持を集めている。さらに「Standard Products」や「Natural Coordinate」といった300円をメイン価格としたブランドも展開しており、シンプルで統一感のあるデザインや高い機能性が消費者から注目を呼んでいるのだ。
そんなダイソー、今年の秋も魅力的な新商品を数多くラインナップしている様子。そこで今回は“買うべきダイソーアイテム”を徹底リサーチ。ダイソーはとにかく商品数が多いため、ぜひ店舗に訪れた際の商品選びの参考にしてみてほしい。
タブレット兼用読書台(スチール)/550円(税込、以下同)
秋といえば「読書の秋」。暑すぎず寒すぎない気温で過ごしやすい気候となった今、ゆっくり読書を楽しみたいという方も多いだろう。
そんな方におすすめしたいのが、「タブレット兼用読書台(スチール)」。商品名の通り、本以外にタブレットを立てかけることも可能で、電子書籍や映画鑑賞にも利用できるという汎用性の高いアイテムだ。さらに、レシピ本を挟みながら調理をしたり、資料を見ながら仕事をしたりと、使用場面はさまざま。折りたたみ式となっているため、使わないときはスリムに収納しておくことができるのも特筆ポイントである。
角度は5段階で調整が可能、ブックホルダー部分も自由に動かせるため、その場の状況に応じて自分が使いやすい角度に調整できる。カラーはブラックとダークブラウンの2色展開。シックな印象のスチール製でチープ感がないため、部屋のインテリアにも合わせやすいのではないだろうか。
折りたためるザル(持ち手付)/220円
「食欲の秋」派の方に注目してもらいたいのが、「折りたためるザル(持ち手付)」。すでにSNS上では、多くの100均マニアが絶賛しているアイテムとして評判になっている。通常のザルは収納に場所を取られてしまうのが難点といえるが、この商品はコンパクトに折りたたむことが可能なため、しまう場所に悩むこともなさそうだ。
使用するときは、中央を押し広げて組み立てるとザルとして使うことができる。折りたためるが材質はポリプロピレンを使用しているため全体的に頑丈な造り。そして、持ち手があることで湯切りや水切りが片手で行えるため、調理をする場面で使い勝手が良く便利なのである。カラーバリエーションにおいても、ブラックとグレーの落ち着いた印象のある色味で、キッチンにも馴染みやすい色合いだ。
今回紹介したのは直径24cmのザルだが、ダイソーでは他に直径19.5cmのザルや持ち手のないザルも取り揃えている。お値段も手頃なので、数個持っておけば料理の用途によって使い分けられるだろう。折りたためることも踏まえて、心置きなく買い足すことができそうだ。
ハンモック/550円
秋には大自然の中でキャンプを楽しみたいという方もいるだろう。近年ではソロキャンプが空前のブームとなっており、1人向けの製品が増加している印象だ。ダイソーでもソロキャンプに合わせた商品を数多く生み出している。
そのなかから今回取り上げたいのが「ハンモック」。ハンモック本体以外に持ち運びに便利な収納ポーチ付きで、裏面にはロープの結び方や使用方法などの記載があり初心者でも扱いやすいのが特徴。意外と生地もしっかりとしていて550円とは思えないクオリティの商品である。広げたサイズは190cm×80㎝、耐荷重は最大約60kgとなっており、ちょっとした荷物置きとしても活用できそうだ。
現在コロナ禍ということもあり、まだアウトドアは挑戦しづらいという方は、このハンモックを自室で利用して、室内でキャンプ気分を味わうこともできるため、気になる方はぜひ購入を検討してみてほしい。
乾燥剤(スーツケース用、2個)/110円
11月は「文化の日」や「勤労感謝の日」があり、祝日を利用して旅行する方も多いかもしれない。けれどスーツケースを使用する際、長期の旅行だとケース内のニオイや湿気が気になってしまう方もいるのではないだろうか。
「乾燥剤(スーツケース用、2個)」は、そんな心配を払拭してくれるアイテムだ。この乾燥剤は、B型シリカゲルを使用していることから除湿効果があり、活性炭によってニオイを吸い取ってくれるとのこと。
サイズは手の平に収まるほどで場所も取らず、使用後は天日干しすることで繰り返し利用でき、使いまわしが利くのもありがたいポイント。コンパクトなサイズ感であることから、スーツケース以外にも部屋のタンスやクローゼットといった場所にも使うことができそうだ。
ドア・タンス・引き出しde室内干し/110円
最後に紹介するのは、「ドア・タンス・引き出しde室内干し」。秋は天気が不安定になることが多く、花粉が舞いやすい季節でもあることから、室内で洗濯物を干す方も多いのではないだろうか。「ドア・タンス・引き出しde室内干し」は、その名の通り室内干しに最適という触れ込みの商品である。
取り付け部分は引っ掛け式となっており、ドアやダンスといったさまざまな場所に取り付けが可能。ハンガーを掛ける部分はスイングするタイプとなっているため、使わないときは壁際に収納しておくこともできる。場所を取らないという面でも重宝しそうなアイテムだ。
商品自体にはハンガーを通す穴が開いており、その穴の上部にある波形のような部分にもハンガーを乗せることもできるため、最大で6つのハンガーをかけることができる。部屋の家具に応じて取り付ける場所を変えることができ、スペースを効率的に使えるのである。
いかがだっただろうか。季節のさまざまな場面を想定し、機能性の高い商品を生み出し続けているダイソー。今年の秋は、そんなダイソーの便利アイテムを買い揃えて、その快適さを味わってみてほしい。
※情報はすべて10月10日時点のものです。
(取材・文=A4studio)