「老眼」というと、どんなイメージを思い浮かべますか。
おじいちゃん、おばあちゃんが新聞を遠くに持って読んでいたり、老眼鏡に手を伸ばす姿を想像する人が多いのではないでしょうか。
しかし、「老眼」は、実は20代から始まっているということを知っている人はほとんどいないのではないでしょうか。ましてや、スマホやタブレット、パソコンの長時間の使用によって、私たちの目は限界が超えているほど疲れています。
・夕方になると目がショボショボ・ゴロゴロする
・夕方になるとモノが見えにくい
・頭痛や肩こり、目の奥の痛みが起こる
・手元のモノが見えにくい
もし、この症状が一つでも当てはまったら、あなたの目の老化現象は始まっています。もともと日本人の老眼は40代半ばごろから始まるのが平均でしたが、近年、スマホやタブレットでゲームや動画視聴を楽しむことが増えているため、20代や30代を中心に「スマホ老眼」「夕方老眼」といった、いわゆる「若年性老眼」が広がっているのです。このままいくと、若いうちから老眼鏡をかける、という日がきてしまうかもしれません。
そこで、目の老化を食い止め、既に進んでしまった老眼をも回復させる目の体操を紹介します。教えてくれるのは、ビジョン・フィットネスセンター所長として、3万人以上に目の悩みに応えてきた中川和宏氏です。やり方はとても簡単!
1.目をギュッと閉じる
2.目をパッと開いて上を見る。顔は正面を見たまま動かさない。
3.再び目をギュッと閉じる。
4.目をパッと開いて上を見る。顔は正面を見たまま動かさない。
※各10秒ずつ、左右も同じように行う
中川氏の近著『目を温めれば視力はよくなる!』(アスコム/刊)では、さらに詳しく効果的な目の体操を紹介しています。この目の体操は20代だけでなく、40代以上の人にも効果が期待できます。簡単なトレーニングなので、さっそく今日からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。