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【2023年8月最新】X(旧Twitter)「センシティブな内容」の警告が解除できない!判定の原因と対処法

文=オトナライフ編集部
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X(旧Twitter)で「センシティブな内容が含まれている可能性のあるポスト」と表示され、内容が閲覧できなかったことはありませんか?

【2023年8月最新】X(旧Twitter)「センシティブな内容」の警告が解除できない!判定の原因と対処法1
このメッセージは、X(旧Twitter)が定める「センシティブなメディアに関するポリシー」 に違反する可能性のあるコンテンツを表示する前に、利用者に注意喚起するためのものです。余談ですが「ポスト」と赤枠で囲っている通り、2023年8月現在では既に「ツイート」という言葉はXでは使われていません。旧Twitterとは使用される用語が変わった部分も多いので、ご注意ください

「センシティブな内容が含まれている可能性のあるポストです」と書かれていても、実際にはセンシティブな内容でないこともあります。この場合、設定に問題がある可能性があります。

この記事ではAndroidの公式Xアプリ、ブラウザ、iPhoneの公式Xアプリの3通りでセンシティブの解除方法を解説。すべて最新版の「X」で、センシティブな内容の警告の表示例及び対処法を撮り下ろした上でご紹介します。

X(旧Twitter)における「センシティブな内容」とは何か?

X(旧Twitter)では刺激の強いメディアや過激なメディアを「センシティブ」として、投稿を制限しています。

X(旧Twitter)における「センシティブな内容」とは何か?1
具体的には、暴力などが描写された「刺激の強いコンテンツ」、ポルノなど「成人の裸体および性的行動」「強姦及び性的暴行」「獣姦および屍姦」、「グロテスクなコンテンツ」など不適切な投稿を指します。設定をしておけば「センシティブな内容」を含んでいるとして投稿された画像や動画は、デフォルトでは表示されません。代わりに、「このメディアにはセンシティブな内容を含んでいる可能性があります」という警告メッセージが表示されます

従来のTwitterとX.comでは「不適切な投稿」への対応はどう変わったの?

2022年4月にイーロン・マスク氏が買収後、X(旧Twitter)で従業員が大量に解雇されたと話題になりました。その影響は「不適切な投稿」にも波及していると囁かれています。

従来のTwitterとX.comでは「不適切な投稿」への対応はどう変わったの?1
国際NPO「デジタルヘイト対策センター」(CCDH)はマスク氏が買収後、X(旧Twitter)でヘイトスピーチが急増したという調査結果を報告。つまり、不適切な投稿を監視するコンテンツモデレーションチームまで解雇したことにより、ヘイトスピーチが取り締まる体制がなくなってしまったという噂が囁かれています。なお、これに対しマスク氏は反発し、2023年7月31日にCCDHを提訴しています

マスク氏が反発しているとはいえ、CCDHの調査及びコンテンツモデレーションチームの解雇を踏まえると「センシティブな内容が表示されやすくなっている」可能性はあるでしょう。表示方法及び非表示にする方法を改めてチェックしておくのは、いまの時期だからこそおすすめです。

「センシティブな内容」を解除するとどのような画像が表示されるの?

「センシティブな内容」を解除すると、刺激の強いコンテンツなどX(旧Twitter)上で見られる画像や動画の種類はかなり広がります。しかし、先述した通り「センシティブな内容」として投稿されているからといって、必ずしも刺激の強いメディアが投稿されているわけではありません。

「センシティブな内容」を解除するとどのような画像が表示されるの?1
投稿者が自分のポスト(ツイート)するメディアについて「センシティブな内容を含むもの」と設定していて、かつ閲覧者が「センシンティブな内容を含む可能性のあるメディアを表示する」の機能をオフにしている場合、「センシティブ」ではないメディアも表示制限されます

X(旧Twitter)で「センシティブ」を解除して見る設定方法とは?

X(旧Twitter)で「センシティブ」を解除する方法はAndroid版公式アプリとブラウザ版からのみ行えます。

iPhoneの場合、公式アプリからは解除できないため、ブラウザ経由で行う必要があります。

Androidスマホでの「センシティブ」を解除して見る設定方法

Android版公式アプリでセンシティブを解除して見る方法は複数あります。それぞれ画像付きでご紹介します。

ポスト(ツイート)の警告メッセージから「表示する」を選択して見る方法

ポスト(ツイート)内の警告メッセージから「センシティブなポスト(ツイート)」を閲覧する方法は以下の通りです。

ポスト(ツイート)の警告メッセージから「表示する」を選択して見る方法1
【1】警告メッセージ内の「表示する」もしくは「センシティブな画像/動画を表示」をタップします。【2】画像が表示されます

「センシティブな画像/動画を表示」を選択した場合、以下で説明する「センシティブな内容を含む可能性のある画像/動画を表示する」という設定自体が変更となります。「表示する」の場合は一時的な表示で、設定そのものは変わりません。

X(旧Twitter)アプリの設定を変更して見る方法

アプリから「センシティブな内容を含む可能性のある画像/動画を表示する」設定を変更する方法は以下の通りです。

X(旧Twitter)アプリの設定を変更して見る方法1
【1】ホーム画面左上の自身のプロフィールアイコンをタップし、「設定とサポート」内の①「設定とプライバシー」をタップします。【2】②「プライバシーと安全」をタップします
X(旧Twitter)アプリの設定を変更して見る方法2
【3】③「表示するコンテンツ」をタップし、【4】④「センシティブな内容を含む可能性のある画像/動画を表示する」のスライドボタンをオンにして完了です

PCブラウザでの「センシティブ」を解除して見る設定方法

PCブラウザから「センシティブな内容を含む可能性のある画像/動画を表示する」の設定を変更する手順は、基本的にAndroidスマホの公式X(旧Twitter)アプリの手順と同じです。

ホーム画面から「もっと見る」→「設定とサポート」→「設定とプライバシー」に進みます。

PCブラウザでの「センシティブ」を解除して見る設定方法1
【1】①「プライバシーと安全」に進み、②「表示するコンテンツ」を開きます
PCブラウザでの「センシティブ」を解除して見る設定方法2
【2】③「センシティブな内容を含む可能性のある画像/動画を表示する」のチェックボタンにチェックを入れて完了です

ポスト(ツイート)の警告メッセージから「表示する」を選択して見る方法

警告メッセージから「センシティブなポスト(ツイート)」を閲覧する方法は、Androidスマホでの手順と変わりありません。

ポスト(ツイート)の警告メッセージから「表示する」を選択して見る方法1
「センシティブ」の警告が出ているポストの「表示」をクリックします
ポスト(ツイート)の警告メッセージから「表示する」を選択して見る方法2
画像が表示されました

「センシティブな内容が含まれている可能性があるポストです」という表示から設定変更の画面へ遷移したとき、なぜかブラウザ版X(旧Twitter)が英語表示になってしまうこともあります。筆者が執筆時に検証した限りでは、特にiPhoneから設定を行うときに英語表示に切り替わるケースが確認されました。

その場合、以下の二通りの対処法があります。

・英語表示のまま設定を行う方法
・日本語表示に切り替えて設定を行う方法

英語表示のまま設定を行う方法

英語表記のまま設定を行う手順は以下の通りです。なお、今回はiPhoneのブラウザ版X(旧Twitter)を利用しています。

英語表示のまま設定を行う方法1
【1】左上のプロフィール画像をタップし、①「Settings and Support」→②「Settings and privacy」に進みます。【2】③「Privacy and safety」をタップします
英語表示のまま設定を行う方法2
【3】④「Content you see」をタップします。【4】⑤「Display media that may contain sensitive content」のチェックボックスにチェックを入れて完了です

日本語表示に切り替えて設定を行う方法

日本語表示に戻してから設定を行う方法は以下の通りです。

まず左上のプロフィール画像をタップし、「Settings and Support」→「Settings and privacy」に進みます。

日本語表示に切り替えて設定を行う方法1
【1】①「Accessibility, display, and languages」をタップします。【2】②「Languages」に進みます
日本語表示に切り替えて設定を行う方法2
【3】③「Display language」をタップします。【4】④「English」と表記されている「Display language」のプルダウンより⑤「Japanese-日本語」を選びます。⑥「Save」をタップで日本語表記に戻ります

極めて「センシティブな画像」が表示されてしまったときは通報できるの?

Xのセンシティブなメディアに関するポリシーに反している有害なメディアである「センシティブな画像」が表示されてしまった場合、以下の手順に従って報告できます。

極めて「センシティブな画像」が表示されてしまった際は通報できるの?1
【1】問題のポストの右上の三点ボタンをタップし、表示されたメニューから②「ポストを報告」に進みます。【2】②「報告を開始する」をタップします。【3】誰に対する報告なのかを選び、③「次へ」に進みます
極めて「センシティブな画像」が表示されてしまった際は通報できるの?2
【4】④このユーザーに起きていることを選択し「次へ」をタップ、【5】⑤どのような種類の内容か回答し「次へ」をタップ、【6】⑥コンテンツガイドラインを確認し「報告を続ける」をタップ
極めて「センシティブな画像」が表示されてしまった際は通報できるの?3
【7】報告の理由を確認します。表示が正しい場合、⑦「続ける」、誤っている場合、「別のルールを選択する」に進み、あらためて情報を報告します。【8】次に進むと他にもポスト(ツイート)を追加したり、通報した背景を追記することが可能。完了したら⑧「送信」をタップします。【9】このユーザーをミュート/ブロックすることも可能。⑨「完了」で通報終了です

 X(旧Twitter)の「センシティブ」を解除/表示できないときの対処法

X(旧Twitter)で「センシティブな内容」を含む投稿を見ようとしたものの、「このメディアにはセンシティブな内容が含まれている可能性があります」という警告メッセージが表示されて見られないことがあります。この場合の対処法をご紹介します。

【iPhone】「センシティブな内容」を解除しようとしている

詳しくは後述しますが、iPhone版の公式X(旧Twitter)からは「センシティブな内容を含む可能性のある画像/動画を表示する」設定を解除できません。ブラウザでX(旧Twitter)アカウントにログインし、後で紹介する方法で「センシティブな内容」を含むメディアの表示設定を行いましょう。

【iPhone】「コンテンツとプライバシーの制限」をオフにする

iPhoneで「コンテンツとプライバシーの制限」が有効になっている場合、「センシティブな内容」の設定を解除できない可能性があります。「スクリーンタイム」は以下の方法でオフにできます。

まず、iPhoneの設定アプリを開きます。

【iPhone】「コンテンツとプライバシーの制限」をオフにする1
【1】①「スクリーンタイム」をタップします。【2】②「スクリーンタイムをオフにする」をタップし、ポップアップ再度「オフにする」をタップして完了です

X(旧Twitter)のアカウントに18歳未満の生年月日を登録していないかチェック

X(旧Twitter)のヘルプセンターには、「特定のセンシティブなメディアを、18歳未満の閲覧者や、プロフィールに生年月日を登録していない閲覧者に対しては表示しないようにします」と記載されています。

つまり、古いアカウントなどで生年月日を登録していない場合や、年齢が18歳未満になっている場合はセンシティブなメディアが強制的に非表示になっている可能性があります。自身の生年月日の設定を確認してみましょう。

X(旧Twitter)のアプリをアップデートして最新版に更新する

設定を変更してもアプリのバージョンが古いとうまく設定が反映されていない場合があります。最新のバージョンになっているか確認しましょう。

その他

アプリやX(旧Twitter)側ではなく、端末自体に不具合が発生し、うまく設定が反映されていないこともあります。OSのアップデートや本体の再起動を行いましょう。また、Xに通信障害が起きていないか確認しましょう。

X(旧Twitter)で「センシティブな内容」を非表示にしたいときはどうすればいい?

センシティブな内容のメディアを完全に除外したい場合、センシティブな内容を非表示にする設定を行いましょう。

設定方法は、Android版公式X(旧Twitter)アプリとブラウザで異なります。

Androidスマホでの設定方法

Androidスマホでの設定方法1
【1】ホーム画面左上の自身のプロフィールアイコンをタップし、「設定とサポート」内の①「設定とプライバシー」に進みます。【2】②「プライバシーと安全」をタップします
Androidスマホでの設定方法2
【3】③「表示するコンテンツ」をタップし、【4】④「センシティブな内容を含む可能性のある画像/動画を表示する」のスライドボタンをオフにして完了です

ブラウザでの設定方法

先述した通り、iPhoneからは設定ができないため、ブラウザ版からX(旧Twitter)にアクセスして設定しましょう。

ブラウザでの設定方法1
【1】左上のプロフィール画像→「設定とサポート」→①「設定とプライバシー」に進みます。【2】②「プライバシーと安全」をタップ
ブラウザでの設定方法2
【3】③「表示するコンテンツ」をタップし、【4】④「センシティブな内容を含む可能性のあるメディアを表示する」のチェックボタンのチェックを外して完了です

通報やミュート機能を使って不快なコンテンツを回避する方法

まれに、自分のポスト(ツイート)を「センシティブな内容を含むもの」と設定せずに、センシティブな画像やポストを行っているユーザーもいます。そうしたユーザーを見つけた場合、通報やミュートで、そのユーザーを非表示にすることをおすすめします。

ミュートする方法や、通報の方法については以下の記事を参考にしてください。

自身の投稿が毎回センシティブ判定されて表示されない場合、自身の投稿するポスト(ツイート)が「センシティブな内容を含むもの」と設定されている可能性が高いです。

センシティブな内容を投稿するつもりがない場合、以下の手順で設定を変更しましょう。なお、この設定はiPhone版公式XアプリからもAndroid版公式Xアプリからも可能です。

ホーム画面左上のプロフィール画像をタップし→「設定とサポート」→「設定とプライバシー」に進みます。

自分の投稿が「センシティブな内容」と判定されて表示されない際の対処法1
【1】①「プライバシーと安全」をタップし、【2】②「あなたのポスト」に進みます
自分の投稿が「センシティブな内容」と判定されて表示されない際の対処法2
【3】③「あなたがポストする画像/動画はセンシティブな内容を含むものとして設定する」をオフにして完了です

「センシティブな内容」と「内容の警告」の違いは何?

旧Twitterは2022年1月に個別の画像付き投稿に自身でセンシティブ設定を行える「内容の警告」という機能を追加しました。「ヌード」「暴力」「センシティブ」に該当すると思われる画像をポスト(ツイート)する場合、自分で警告を設定できます。

なお、設定はiPhone、Android版公式X(旧Twitter)アプリ、ブラウザ版X(旧Twitter)のどれからでも行えます。

「センシティブな内容」と「内容の警告」の違いは何?1
【1】ポスト作成画面で投稿したい画像を添付し、画像右下に表示されている①ペンアイコンをタップします。【2】②右下の旗アイコンをタップします。【3】③「ヌード」「暴力」「センシティブな内容」の中から該当するものを選びます
「センシティブな内容」と「内容の警告」の違いは何?2
【4】選択したら④「完了」をタップ。次の画面で「保存」します。【5】旗アイコンがついていることを確認し、⑤「ポストする」で投稿します。【6】他のアカウントのタイムラインなどには「内容の警告」が表示されています

Xで「センシティブな内容」に関するよくある質問と回答

X(旧Twitter)の「センシティブな内容」に関するよくある疑問と答えをご紹介します。

iPhoneで「センシティブな内容」が解除できない場合はどうしたらいい?

先述した通り、iPhoneの公式Xアプリからは「センシティブな内容」に関する設定ができません。ブラウザから設定を行いましょう。

自分の投稿が「内容の警告」とされた場合はどうしたらいい?

センシティブな内容でないのにもかかわらず、「内容の警告」が出てしまった場合、自分で設定をミスしてしまった可能性が考えられます。「ヌード」「暴力」「センシティブ」に該当しない場合は一度削除し、もう一度アップし直しましょう。

Xの「セーフ判定」と「センシティブな内容」には関連性がある?

2023年5月、北野セツ(@KitanoSetsu)さんがX(旧Twitter)で「Twitterの検索で「from:自分のID -filter:safe」ってやると自分のツイートの中でセーフ判定されなかったツイートが見れるのでやってみてほしい」と投稿し、話題になりました。

Xの「セーフ判定」と「センシティブな内容」には関連性がある?1
これは「from:自分のID -filter:safe」というコマンドを使うと、Twitterが「安全」と判断した投稿、つまり「セーフ判定」した投稿が見られるというもの。ただし、あくまで可能性の問題で、実際には食べ物の投稿がセーフ判定されなかったりしていました。(画像は「北野セツ(@KitanoSetsu)」さん提供)

まとめ

X(旧Twitter)で「センシティブ」の設定をしていると、本来はガイドラインに違反していないメディアも含めて非表示になってしまうというデメリットがあります。しかし、不快に感じるメディアを少しでも目にしたくない場合は、設定をオンにしておくことをおすすめします。人により感じ方は様々であるため「センシティブ」の設定を利用し、快適にXを利用しましょう。

オトナライフ編集部

オトナライフ編集部

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