iPhoneを失くしたときは「探す」機能を使って簡単に検索できますよね。でも、実はiPhoneの電源をオフにしていたり、バッテリーが切れていても「探す」機能が利用できることをご存じでしょうか? iOS 15以降ならバッテリーが切れたあとも、リアルタイムで現在地が確認できるのです。これはいったいどういう仕組みなのでしょうか? そこで今回は、iPhoneユーザーなら知っておきたい、バッテリー切れでも「探す」機能が使える理由を解説しましょう。
iPhoneは「探す」機能で今どこにあるか探すことができる!
24時間365日いつも持ち歩いているiPhone。もはや「iPhoneのない生活なんて考えられない!」という人も多いのでは?
そのような大切なiPhoneを、ついうっかりどこかに置き忘れても、GPSの位置情報機能を使った「探す」機能を利用すれば、どこにあるか簡単に探すことができます。
ただし、「探す」機能は原則iPhoneの電源がオンになっていないと使えません。データ通信でネットに接続し、iCloud経由で場所を特定するからです。
しかし、iOS 13以降では「探す」機能でBluetoothを利用することが可能となったので、近くにAppleデバイスがあれば、位置情報をiCloudに送信して場所を特定することが可能になっています。
もちろん、いずれの場合でもiPhoneの設定で「iPhoneを探す」の機能が有効になっている必要がありますので、詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
「iPhoneを探す」をオンにする手順
iOS 15以降ならバッテリー切れでもiPhoneの現在地を探すことが可能!
iOS 15では、さらに電源がオフになったあとも、24時間はリアルタイムで現在地を探すことができるようになっているのをご存じでしょうか?
iPhone 11以降のモデルはスマートトラッカーの「AirTag」と同じ、省電力のUWB(Ultra Wide Band・超広帯域無線)チップとBLE(Bluetooth Low Energy)チップが搭載されています。
これにより、電池残量がなくなって自動的にシャットダウンされたiPhoneでも、バッテリーはわずかに残されており、24時間以内であれば「探す」機能でiPhoneの現在地を探すことが可能となっているのです。
iPhoneユーザーなら、イザというときのためにこのことは覚えておいたほうがいいでしょう。
まとめ
いかがでしょうか? iPhoneは電源がオフの状態でも、「探す」機能で24時間はリアルタイムで現在地を探せます。
万一、iPhoneを紛失してしまった場合は、慌てずにパソコンや友だちのiPhoneなどから、どこに自分のiPhoneがあるか確認しましょう。
ただし、「iPhoneを探す」機能をオンにしていないと探せないので、今すぐiPhoneの設定を確認してみてください。