被災者に非難され心ヘコむボランティアが続出「これしか持ってきてないの?」
文=編集部
「確かに被災者は厳しい生活を強いられ、誰かにストレスをぶつけたくもなるでしょう。しかし、Aさんのような思いをする人がほかにもいるとすれば、ボランティアに参加してくれる人は今後どんどん少なくなってしまう。そうなれば困るのは被災地なので、やはり善意のボランティアには最低限の感謝を伝えることが大切。もちろん、すべての支援に心から感謝している人だっている。ボランティアには、お互いの思いやりが必要といえます」
5月30日、中谷元(げん)防衛相は熊本で救援活動に当たっていた自衛隊の撤収を命じた。しかし、現在も避難生活を続ける人は多く、ボランティアも募集している。今後も復興には、日本一丸となって取り組まなければならない。
(文=編集部)