茨城県知事選、ニコ動のドワンゴ役員出馬で自民党が擁立方針固める…在任24年目の現職に対抗

 大井川知事誕生により、今までの行政とは異なった新たな地平が広がる可能性を期待する向きは多い。さらにドワンゴがこれを機会に、教育から地方自治にも新事業の種をまき始めるかもしれない。

 一方、霞ヶ関ではこんな穿った見方も。

「橋本知事は石川の谷本知事同様、知事の指定官庁といわれた旧自治省(今の総務省)出身。そこに首相官邸をはじめ霞ヶ関で勢いを増す経産省が、地方自治にも人材拡大で殴り込みを図っているともいわれています」(霞ヶ関関係者)

 しかし、橋本知事もこれまでの24年間で積み重ねた実績に加え、企業の地方立地誘致では全国一を誇り、さらには空港事業でも善戦するなど手堅い行政手腕は全国でも高い評価があり、県民の支持も高い。その一方で多選批判もある。

 いずれにしても来年の茨城県知事選は、全国でも俄然注目の地方選挙となりそうだ。
(文=田村建雄/ジャーナリスト)

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