ダマされないための「儲けのカラクリ」 第5回

AKB48は日本製造業の継承者と言わざるを得ない理由

 もちろんこの結果は、何年にもわたってファンに尽力してきたメンバーが支持されているとするなら、当然の結果にすぎない。しかし、カイゼンを重ねて結果を出すことは、製造業の手法にそっくりではないか。やはりここで私は、AKBと製造業の類似性について心奪われる。

 え? あれだけAKBは人気なのに、各メンバーの年収が低いという噂があるって?

 だから、それも親近感が湧くじゃないか。

 製造業の従業員は、給料があれだけ安いんだから。
(文=坂口孝則)

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坂口孝則

関西の某国立大学卒業後、携帯電話メーカーへ。購買部に配属される。バイヤーとして担当したのは200社以上。株式会社アジルアソシエイツ取締役、未来調達研究所取締役(現職)。バイヤー同士の情報交換ができる場、購買ネットワーク会発起人。「ほんとうの調達・購買・資材理論」主宰。メルマガ「世界一のバイヤーになってみろ!!」代表執筆者。コスト削減のコンサルタント、調達業務研究家。物流コンサルタント。
未来調達研究所株式会社

Twitter:@earthcream

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