元メガバンク支店長のお金の話(10月17日)

なぜ年収1000万円でも貧乏?かえって危険?高収入の人が陥る“悲惨な”ワナ

 銀行員には、B氏タイプの人ももちろんいましたが、花形部署のエリートほどA氏タイプが多かったというのが筆者の実感です。特に当時は「三高」がもてはやされた時代で、高学歴・高収入・高身長の男性が女性にモテていましたし、そんな人ほどセレブ系雑誌から出てきたような女性を奥さんにしていました。しかし、そんな奥さんに家計を丸投げしていた真面目な銀行員ほど悲惨でした。本人は地味なのに高級外国車に乗り、子どもは私立の学校に通うなど、専業主婦で大蔵大臣の奥さんが「暴走」していたのは明らかです。

 実際に、高収入の人ほど、このようなケースは多いのです。「年収が1000万円以上あるのに貧乏」「40歳になっても、お金が全然貯まっていない」そのような人の結末は悲惨です。この話に少しでも心当たりのある人は、今すぐにお金に対する意識と行動を変えることをお勧めします。

 9月18日付当サイト記事『「金持ち父さん」になりたい人は、メガバンクor信用金庫のどちらで預金すべき?』で述べたように、まずは積立預金をするなど、地道にお金を貯めるところからスタートしましょう。
(文=菅井敏之/TSネッツ代表取締役)

菅井敏之

学習院大学卒業後、1983年、三井銀行(現・三井住友銀行)に入行。個人・法人取引およびプロジェクトファイナンス事業に従事し、金沢八景支店・中野支店で支店長を歴任。48歳で退職して起業。現在、6棟のアパートとカフェを経営し、年収7000万円を得ている。

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