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「年上」「常識がない」「プライドが高い」…困ったオトナに仕事を教えるコツ

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■ひとりで教えない教え方

 「自分の仕事をこなしながらやらなければいけない」というのも、誰かを教える難しさの一つでしょう。通常業務をおろそかにしないためにも、指導は一人で抱え込まず、複数人で教えることも考えるべきです。

 有効なのは「人脈マップ」を作ること。人脈マップとは、「資料作成の方法なら同じ部署のAさん、交渉については営業のBさんが詳しい」などの情報をまとめたものです。ここにそれぞれの趣味などの情報も載せて教える相手に渡せば、彼らが自主的に教えを乞う助けになります。

■部下は上司を選べない!

 教える側にも不安はあるものですが、教わる側の不安や疑問は教える側よりもずっと大きいものです。子が親を選べないように、部下も上司を選べません。だからこそ、自分本位ではなく相手本位の姿勢で新人の疑問や不安に応えていきましょう。

 ここでポイントなのが、「過保護になりすぎず放任しすぎない」こと。そして、相手が困った時にいつでも声をかけられる雰囲気にしておくことが大切です。

 この本の著者は、企業研修で「現場での仕事の教え方」を指導してきた「人材育成の専門家」。本書では、プロだからこそ知っているオトナ相手の教え方や、「教えるときの困った」を解決するコツが数多く紹介されています。

 「教えたことを理解してくれない」「聞く耳を持ってくれない」困ったオトナに手を焼いている人は参考にしてみてはいかがでしょうか?
(新刊JP編集部)

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※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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