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このような物流面での改革以外にも、人気グラフィックデザイナーの佐藤卓氏とともにデザイン面からのブランド再構築や、情報システムの切り替えを行なったことで、オルビスは、2010年時点では61億円だった営業利益を、2014年には107億円までに伸ばすことに成功しました(2010年の売上高は493億円、2014年は523億円)。
これら複数の改革策を講じることによって第二の成長期を迎えることができたオルビスですが、実は、大手化粧品メーカーであるポーラの新規事業としてスタートしたことをご存知ですか? 本書には、当時すでに国内屈指の化粧品ブランドであったポーラが、なぜ「ポーラ」というブランドの知名度を一切使わずに株式会社オルビスを立ち上げたのかも書かれています。
本書を読むと、化粧品ブランドとしてのオルビスの事業がどのように生まれ、どのように成長し続けてきたのか、その理由の一端をうかがい知ることができます。多くのビジネスパーソンにとって、参考になる内容と言えるのではないでしょうか。
(新刊JP編集部)
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※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。
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