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※画像:『呼吸がすべて』(オレンジページ刊)
心配事があるとき、疲れているとき、寝不足のときなどに、いつの間にか自分の呼吸が浅く、速くなっていることに気づいたことはないだろうか。
もし、あなたが以下の項目に該当していたら要注意。知らぬ間に呼吸が浅く、ピッチが速くなってしまっている可能性がある。
・普段、口で呼吸していることが多い
・気づくと猫背になっている
・耳の下のくぼみを押すと痛みを感じる
『呼吸がすべて』(オレンジページ刊)の著者で呼吸スペシャリストの平賀恭子さんは、「浅い呼吸は、血中の酸素濃度を低下させるため、脳への酸素の供給量も低下し、自律神経をつかさどる脳の視床下部の働きも落ち、さまざまな不調を招く」と指摘する。
しかし、逆に言えば、意識的に落ち着いた呼吸をすることで自律神経のバランスを整えることができるということ。本書では、すぐに日常生活に取り入れられる簡単なエクササイズを多数紹介している。
たとえば、考えても仕方がないのに、ついつい悩みや問題を頭の中でリピートしがちな人には、こんなエクササイズがある。
1.息を吸って肩を持ち上げる…肩を耳に近づけるように、ギューッと力を入れて緊張させる。
2.息を吐きながらストンと肩を落とす…一気に脱力して息を吐き出す。
本書ではこの他にも、浅い呼吸が原因となって起こる様々な不調に着目し、心地よくゆったりとしたリズムの呼吸術によるセルフケアを提案している。
「最近なんだか調子が良くないな」という人は、普段あまり意識することがない呼吸がいかに心身の状態と密接にかかわっているかを知るところからはじめてみてはどうか。
(新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。
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