2013年に設立された日本最大のフリマアプリ「メルカリ」運営会社。同社が経済産業省の調査をもとに計算したところ、20年の国内電子商取引市場規模の約2兆円のうち、メルカリのシェアは40%程度。18年に東証マザーズに上場し、19年に非接触型決済サービス「メルペイ」の運営を開始。同年には日本製鉄から「鹿島アントラーズ」の株式を買い取って子会社化した。連結売上高は21年6月期に1061億円。NFT(Non-fungible token)事業にも参入し、パ・リーグ6球団の名場面やメモリアルシーンをコレクションできる「パ・リーグ Exciting Moments β」の提供を始めた。メルカリによると、試合映像を使ったNFT事業にスポーツリーグが参入するのは日本初の試みである。