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「掌に“人”と書いて飲み込む」は古い! 人前であがらずにプレゼンを成功させるには?

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※画像:『大事なときに限って
うまく話せない人のための人前で
あがらない技術』

著:西多昌規/中経出版

 新年度ということで4月は新しい出会い季節。

 それだけに、初対面の人と話したり、人前であいさつや自己紹介をしたりという機会も増えますが、ほとんどの人はこういった場面では多少の緊張を感じるものです。

 適度な緊張ならいいですが、緊張のあまり考えていたことや準備していたことを全て忘れてしまうようだと大問題。

 そこで今回は『大事なときに限ってうまく話せない人のための人前であがらない技術』(西多昌規/著、中経出版/刊)から、人前で“アガッてしまった時”に有効な応急処置を紹介します。

■筋肉にグッと力を入れて、緩める

 緊張というと心の問題だと思われがちです。しかし、心がリラックスできていない時というのは、知らず知らずのうちに体の筋肉に力が入りすぎているもの。したがって、まずは筋肉をほぐしてあげることで、心のリラックスにもつながります。

 筋肉をほぐす時の基本は、一度体にグッと力を入れてから脱力すること。

 肩や首、あごなど、緊張によって凝り固まっていると感じた部位をこの方法で弛めてあげ、その感覚を体に繰り返し経験させることで、リラックスした時の感覚が身についていくことになります。

■意識的に動きをゆっくりにする

 アガッている時は、交感神経が活発に働き、血圧や心拍数を上げるアドレナリンや、恐怖や注意の神経伝達物質であるノルアドレナリンの活動も活発になっています。

 頭が真っ白になるくらい緊張している時などは、それらが働きすぎて、体の機能が暴走している状態なのです。

 これを少しでも鎮めるためには、全ての動作を意識して遅くすることが重要です。こうすることで交感神経のアクセルをゆるめることにつながるのです。

 緊張したら、意識してゆっくり歩いたり、ゆっくり話すようにすると、徐々にリラックスした状態に近づいていくはずです。

■あまりの緊張に手が震えてしまった時の対処法

 プレゼンテーションやスピーチでありがちなのが、緊張のあまり手が震えてしまうというもの。手に持ったマイクが震えていると、聴いている人にも緊張が伝わってしまいます。

 この震えは、医学用語で「振戦」と呼ばれ、薬で抑えることができるのですが、ツボを刺激するのも効果的です。

 掌のちょうど真ん中にある「労宮(ろうきゅう)」というツボは、刺激すると不安や緊張が和らげる効果があるので、プレッシャーのかかる面接やプレゼンの前などに試してみましょう。

 緊張は多かれ少なかれ誰にでもつきまとう問題ですが、度が過ぎた緊張で力が出せなかったり、失敗を繰り返してしまうようでは、せっかくの準備や努力も台無しです。

 本書では、精神科医・医学博士である著者が緊張の仕組みや、対処法、緊張しないための心構えを説いています。

 「掌に“人”と書いて飲み込む」というような、おまじない的なものではなく、科学的な視点で書かれており、すぐに試せる方法も多いので、“アガり性”の人は過度の緊張と折り合いをつけるいいきっかけになるかもしれません。

(文=新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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