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町田徹「見たくない日本的現実」

TPP、合意目前か 日本はコメ、米国は自動車で大幅譲歩が焦点 合意への5つの鍵を検証

文=町田徹/経済ジャーナリスト
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 昨年末から、中国が積極的に外資の導入に努める姿勢に転じつつあるという。ギリシャ危機再燃を発端とした欧州経済の混乱や、FRB(米連邦準備理事会)の利上げに伴う国際通貨の動揺を懸念しての措置らしい。日本は雪解けムードを経済にとどめず、領土問題で自制を促す材料にもしたいところだ。

 この機を逃さず、TPPを国際標準になり得るものとして議論を深めて、12カ国の最終合意を実現してほしいものである。
(文=町田徹/経済ジャーナリスト)

町田徹/経済ジャーナリスト

町田徹/経済ジャーナリスト

経済ジャーナリスト、ノンフィクション作家。
1960年大阪生まれ。
神戸商科大学(現・兵庫県立大学)卒業。日本経済新聞社に入社。
米ペンシルべニア大学ウォートンスクールに社費留学。
雑誌編集者を経て独立。
2014年~2020年、株式会社ゆうちょ銀行社外取締役。
2019年~ 吉本興業株式会社経営アドバイザリー委員
町田徹 公式サイト

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