NEW

中高年を襲う危険な睡眠時無呼吸症候群…いびきや倦怠感、脳卒中やうつなどの合併症も

【この記事のキーワード】

, , ,

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「Thinkstock」より

 中高年になると、体のあちこちに不調が見られるようになる。生活習慣病も気になる年頃だが、最近では「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の危険性も聞かれるようになった。

 SASとは、気道の閉塞などが原因となり、睡眠中に何度も呼吸が止まってしまう病気である。いびきや日中の倦怠感といった症状が特徴で、重症化すると高血圧や脳卒中などの合併症を引き起こすこともあるという。

 太った中年男性によく見られる病気として注意が促されているが、グッドスリープ・クリニック浜松町の院長で、日本睡眠学会認定医の齋藤恒博氏によれば、「程度に差はあれど、誰でも発症する可能性のある病気」とのこと。

「SASは老眼のようなもので、軽度の症状は多くの人に見られるものです。そのため、自覚症状がない人も少なくありません。

 特に発症しやすいのは太った中年男性といわれていますが、性別はあまり関係ありません。また、顎が小さくて後方に偏っている骨格の人は、重篤な睡眠呼吸障害が発現する可能性もあります。

 老化や骨格筋障害など、筋力低下に際しても認められ、成長ホルモンの過剰による骨端の拡大でも、よく合併します」(齋藤恒博氏)

 代表的な症状として「いびき」が挙げられるが、ひとり暮らしの人は自分で気づきにくい。その場合は、いびきを録音するスマートフォンのアプリなどを活用すると効果的だという。

 また、起床時の頭痛や不快感、日中の疲れが取れないなどの症状がみられることもある。こうした疑いを持ったときには、SASを発症している可能性がある。

 SASと診断されたらCPAP(シーパップ・経鼻的持続陽圧呼吸療法)という治療を行うのが一般的だ。鼻にマスクを着けて、寝ている間に気道へ空気を送り込むもので、保険が適用される。

中高年を襲う危険な睡眠時無呼吸症候群…いびきや倦怠感、脳卒中やうつなどの合併症ものページです。ビジネスジャーナルは、ヘルス・ライフ、SASうつ病心筋梗塞睡眠時無呼吸症候群の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!