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パチンコ機、グラドル出演料「250万円」を超える動くビックマネー…… 開発費「数十億」超えが生み出す「負のスパイラル」とは

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 パチンコ機にとって必要不可欠な要素となったコンテンツ力。現在パチンコ店を占める多くの機種が、芸能人や人気アニメなどを起用したタイアップ機である。「このドラマが好きだから」「この芸能人のファン」との理由をきっかけに遊技するユーザーは多く、その人気の高さは絶大だ。

 そうした熱烈な期待もあり、映像演出は日々進化し続けている。以前発売された、時代劇とのタイアップ機『ぱちんこCR逃亡者おりん2』(サミー)は、パチンコ演出の全てでオール実写を採用。ドラマの世界観を忠実に再現した斬新なパチンコ機が生まれた。

 また、昨年高稼働を見せた『CRぱちんこ必殺仕事人V』(京楽)では、竜役を務める俳優・京本政樹の協力の下、パチンコ演出で使用する実写の撮り下ろしが実現したと、「パチンコ必勝ガイド2018年2月号」(ガイドワークス)の開発者インタビューにて明かされるなど、1機種の開発だけに大変な労力が注ぎ込まれている。

 そこで気になるのが、パチンコ機に掛かる開発費用だ。特に、芸能人のタイアップ機種であれば「ギャラについて」が最も興味深いといえる。「知名度に比例?」「その時の人気が重要?」など様々な憶測が飛び交っているなか、その疑問に関し、グラビアアイドル・葉加瀬マイが暴露した。

 1月17日に放送されたバラエティ番組『良かれと思って!女性芸能人50人が芸能界の(秘)ウラ事情を暴露SP』(フジテレビ系)に出演した際だ。葉加瀬は、番組内で”おいしい業界の仕事”として「パチンコに流れる映像出演」を挙げ、なんと1回の出演でギャラは「250万円」だったという。

 またそのパチンコ機には葉加瀬の他に、30名のグラドルが出演していたとのこと。出演者のギャラだけでも、単純計算で「7500万円」。パチンコ機の開発費の高さが分かる。

 では、パチンコ機全体ではいくら掛かるのだろうか。上記のようなコンテンツ料の他に、映像制作や筐体の設計費など「機械自体」の開発費が必要となってくるわけだが……

 昔と比べて現在の開発費用は高騰し続けているようだ。そしてそれこそが「パチンコホールを窮地に追い込む1つの要因」と元パチンコ関係者がいう。

「パチンコは年々進化し続け、全体の映像演出数はいまや膨大な量。昨今は、ハイクオリティな液晶演出が求められており、様々な工夫がなされています。昨年導入された人気シリーズ『真・花の慶次2』(ニューギン)では、シリーズ初の立体的な演出が楽しめる『裸眼3D』が搭載されるなど、液晶のデキは遊技を盛り上げる重要な要素です。

ただ、液晶演出の増加とともに、完成までに掛かる工数は増加。以前よりも開発費は高騰傾向にあります。とあるパチンコ機では、液晶演出だけで『何十億円』も掛かった機種もあるとか……。

そうした価格上昇は当然ながら販売価格にも影響を及ぼし、購入するパチンコ店が負担せざるを得ない状況です。ホールは客から機械代を回収してさらに、利益を生み出さければなりませんからね。ただでさえ、遊技人口の低迷が囁かれている現状を考えると、負のスパイラルです……」(記者)

 確かにパチンコホールへの負担は大きく、その負担は結局ユーザーに帰結することもあり、まさに悪循環といえる。

 ただ逆に、開発に対して消極的で大きな進化が見られない新台に対しては「斬新性がない」「打つ価値がない」など、存在自体が否定される機種も少なくはない現状である。ユーザーが「クオリティ」を求めること自体、ごく自然の流れだが……この現状が続く限り、負のループから抜け出すことは難しいだろう。
(文=編集部)

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