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山田修「間違いだらけのビジネス戦略」

ヤマダ電機、「なりふり構わぬ」戦略転換…脱・総合家電店への本気、池袋の新店舗で

文=山田修/ビジネス評論家、経営コンサルタント

そして人を替え

 ヤマダの最大の戦略転換は、山田氏の社長退任だろう。1月21日、創業者で現社長の山田氏(72歳)が会長に退き、4月1日付けで桑野光正常務(61歳)を社長兼COOに就任させる人事を発表した。山田氏の甥、一宮忠男・副社長(60歳)は副会長兼CEOとなる。

 新体制では、山田氏が住宅関連などの新規事業、一宮氏が構造改革、桑野氏が人材育成を分担する。山田氏の息子である山田傑取締役(41歳)には社長を継がせない方針も明らかにされた。また、一宮氏は13年に業績不振のため、社長から副社長に降格されたという経緯があった。

 創業カリスマ経営者の山田氏が一歩退き、トロイカ体制でしばらく歩むことになったヤマダ。一度は成長のピークに達してしまったかに見える同社を、これからトロイカ経営陣はどのように再成長させていこうとしているのだろうか。大きな挑戦のフェーズを迎えた。
(文=山田修/ビジネス評論家、経営コンサルタント)

※ 本連載記事が『間違いだらけのビジネス戦略』(クロスメディア・パブリッシング/山田修)として発売中です。

山田修/経営コンサルタント、MBA経営代表取締役

山田修/経営コンサルタント、MBA経営代表取締役

経営コンサルタント、MBA経営代表取締役。20年以上にわたり外資4社及び日系2社で社長を歴任。業態・規模にかかわらず、不調業績をすべて回復させ「企業再生経営者」と評される。実践的な経営戦略の立案指導が専門。「戦略カードとシナリオ・ライティング」で各自が戦略を創る「経営者ブートキャンプ第12期」が10月より開講。1949年生まれ。学習院大学修士。米国サンダーバードMBA、元同校准教授・日本同窓会長。法政大学博士課程(経営学)。国際経営戦略研究学会員。著書に 『本当に使える戦略の立て方 5つのステップ』、『本当に使える経営戦略・使えない経営戦略』(共にぱる出版)、『あなたの会社は部長がつぶす!』(フォレスト出版)、『MBA社長の実践 社会人勉強心得帖』(プレジデント社)、『MBA社長の「ロジカル・マネジメント」-私の方法』(講談社)ほか多数。
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