ビジネスジャーナル > 企業ニュース > 日本経済、不況期突入の兆候  > 4ページ目
NEW

日本経済、不況期突入の兆候…米中経済の同時的停滞が飛び火の危険

文=真壁昭夫/信州大学経法学部教授
【この記事のキーワード】, ,

 その場合、日本の景気動向には注意が必要だ。円高は国内の企業業績の悪化、株価下落、賃上げ期待の剥落につながる。円高への抵抗力をつけるためには、民間企業の自助努力によって技術力や生産性を高め、より効率的に付加価値を生み出していくしかない。

 それは創造的破壊=イノベーションにかかっている。徐々に世界経済の先行き不透明感が高まり、円高リスクへの懸念も出やすいなか、政府は企業のイノベーションを支え、新規産業の育成などに注力していくべきだろう。
(文=真壁昭夫/信州大学経法学部教授)

日本経済、不況期突入の兆候…米中経済の同時的停滞が飛び火の危険のページです。ビジネスジャーナルは、企業、, , の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!