米トランプ次期大統領が労働長官に指名したのがCKEのアンドリュー・パズダーCEO(最高経営責任者)。カールスジュニアのハンバーガーはボリュームを重視し、米国で流行している健康志向のハンバーガーとは一線を画している。セクシーなビキニ姿の女性を使ったテレビCMを流し、「女性を商品化している」と批判を浴びたこともある。最低賃金の引き上げなどの労働者保護政策に反対してきた人物が労働長官になるというので話題になっている。

「かっぱ寿司」と「ステーキ宮」が苦戦

 M&Aの大攻勢によって、コロワイドの17年3月期の売上高は前期比2.7%増の2403億円、営業利益は27.6%増の87億円を見込む。しかし、純利益は34億円と67.5%減になりそうだ。日本会計基準からIFRS(国際会計基準)への変更に伴い、固定資産の減損損失9億円を計上するため最終減益となる。

 外食産業の王者として君臨してきた日本マクドナルドホールディングスの16年12月期の売上高は2200億円の見込み。コロワイドはマックを抜いて業界3位に浮上する公算が高まっている。

 業界地図を見ておこう。首位はゼンショーホールディングス(17年3月期の売上高は5588億円の見込み)、2位はすかいらーく(16年12月期の売上高3600億円を予定)。コロワイドは、すかいらーくの背中が見えてきた。

 M&A攻勢でコロワイドは外食部門が居酒屋を上回った。13年3月期の直営店の売上比率は居酒屋が59.8%、レストラン(外食)が41.2%だった。16年9月中間期は居酒屋29.6%、外食が70.4%となった。だからといって、M&Aが果実をもたらしているわけではない。

 05年に傘下に収めたステーキレストラン「ステーキ宮」のアトム(東証2部上場)は16年4~9月期の売上高が263億円、営業利益は9億円。前年同期に比べて売上高は800万円の減収、営業利益は7億円2100万円減った。

 レインズインターナショナルの売上高は309億円、営業利益18億円。6億円の増収だが、営業利益は2億円のマイナス。

 深刻なのは「かっぱ寿司」のカッパ・クリエイト(東証1部上場)。17年3月期第2四半期の売上高は398億円、営業利益は1億円。22億円の大幅減収で営業利益は11億円強減ったため、大幅な減益となった。